48 少し過激 ページ49
轟ｓｉｄｅ
「ヴィランの個性ってどういうっ…！」
俺が慌てて居るときには押し倒されていた
息を荒げながら俺の首筋をなぞるA
尖った八重歯をちらつかせ、赤い瞳をぎらつかせている
吸血鬼って言ってたけど血が飲みてぇのか？
「A？…」
「血、頂戴？焦凍の匂い美味しそう」
迷いのないストレートな言葉
理性が飛んだのかと思い迷う
先生が連れて帰ってきたのは知っている
危険性があるのなら、見た目にも変化があるAを
寮に返すわけがないここは従っておくべきか…
「焦凍…お願いっ」
余裕のない表情で首筋に口付けを何度も落とされる
噛んでこないのは、Aの良心が無意識に働いているせい
少し息を吐き頭を撫で折れた
「少し、だけなら」
「優しくする」
首筋に顔を埋めてくる
そのままチクッと少し痛みが走る
痛みと同時に背中がぞくぞくする感覚も伴う
「ん‥っは、」
舐めたり吸ったり噛んだり流れてくる血を
様々な方法で飲んでいるA
時折口付けもしてくる
勿論、鉄の味が口いっぱいに広がる
不愉快なハズなのに今は快楽が襲ってくる
「…ッA？」
「焦凍」
とろんとした顔をしながら見下ろしてくるA
その姿にゴクリと喉を鳴らす
もっと乱してやりたい…
グッと気持ちを抑えて頭を撫でてやる
「終わったか？」
――――――――――――――――――――――
焦凍の 終わったか？ で理性が戻る
曖昧に今までの事は覚えている
「焦凍、私…ごめん・・・ヴィランの個性で吸血鬼に
明日には解ける筈なんだけど
なかなか、好きな血の人現れないって聞いてて…」
「構わねぇ」
「でもっ！」
「呑まねぇとAが辛くなるんだろ？」
「‥ごめん」
優しく頭を撫でながら微笑む焦凍
少しして真剣な表情に戻る
「それより話の続き、いいか？」
「あ、えっとどこまで話したかな」
「爆豪の事どう思っているか」
「そうだったね」
向かい合いながら座り
きゅっと手を握られる
「爆豪君はね、凄く口が悪いし不愛想だけど
結構周りを見てるし優しいところもあるみたい
子供扱いしてくることもあるけどね？
私の大切な友達の一人だよ」
「・・・は？」
「え？」
目をぱちくりしながら困惑している焦凍
それをみて困惑する私
「待て、Aは爆豪の事が好きじゃないのか？」
「好きだよ？友達として」
「…はぁーーー」
焦凍から大きなため息が漏れる
顔を抱えてる焦凍どうしたのだろうか
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こう(プロフ) - 碧翆さん» ご指摘有難うございます！出来るだけ早急に直しますね！これからもよろしくお願いします(´;ω;｀) (2018年10月21日 16時) (
レス) id: dd6739d81a (このIDを非表示/違反報告)
碧翆(プロフ) - 爆豪と15の切島の漢字間違ってますよ！楽しく読ませてもらってるので、これからも頑張って下さい！！ (2018年10月21日 16時) (レス) id: a5f7ab183f (このIDを非表示/違反報告)
こう(プロフ) - るぽちんさん» 教えていただき有難うございます！ (2018年10月17日 16時) (レス) id: dd6739d81a (このIDを非表示/違反報告)
るぽちん(プロフ) - ヒロアカ等の版権物を扱うときは、オリジナルフラグを外しましょう！ (2018年10月17日 15時) (レス) id: 032704ebb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こう | 作成日時：2018年10月17日 13時
