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私は今轟君の部屋にいる
座布団を用意されそこに正座している
どうして此処に居るのかな
あれ？なんでなんだろう、え？
「えっと、轟君…」
「それ飲んだら寝ろよ？」
「あ、はい」
目の前に用意されるお茶を口に
ズズっと音を立てながら飲む
暖かくておいしい…
今度入れ方教えてもらおうっじゃない！
どうするの！？こんな状況！
轟君の好意は無駄にしたくない
でもだからってここで寝れないよおお
そんなこんなでグルグルと考える
お茶は既に無くなっていて
やってしまったと後悔
「ほら、横になれよ
寝ねぇと体に悪いだろ？」
「いや、でも轟君はどこに寝るの？」
「そうか俺が寝れねぇ」
やっぱり自分の事忘れてたんだ…
苦笑いしてしまう天然もここまで来ると凄いな
成程という様に再び考える轟君
「ここで寝る、布団は好きに使ってくれ」
そう言い座布団を折り曲げ枕にして
畳に寝転ぶ轟君
「余計に寝れないよっ！
それならいっそ一緒に使ったほうがマシだよ！」
「水咲は良いのか？」
なんて爆弾発言をしてしまったんだろう
ああああと頭を抱えながらもだえる
他の考えを考え付かなくちゃ
もう自分の部屋に戻ろう
「…兎に角、畳の上では寝ないで？
私は自分の部屋で寝るから」
「…・・・嫌か？」
弱弱しそうにこちらを見てくる轟君
そんな顔で言われたら断れない
「…っ、嫌じゃないけ‥ど…・・」
嫌じゃないと言うと安心したように微笑み
布団に寝転び隣をポンポンと叩いて待っている轟君
「お、お邪魔します…」
顔を真っ赤にしながら
どうにでもなれ！そう心で叫びながら
轟君の隣に寝転ぶ
ふわっと上から布団をかけられ
寝転んだことを確認されれば電気が消える
「…おやすみ」
「お…やすみなさい」
後ろから聞こえてくる声
私の背中と轟君の腕が触れている
その近さに鼓動が高鳴る
こんなの余計に寝れないよおお
暫く経つも不安と緊張から眠気が一切来ない
そんな時腕がまわってきてぎゅっと抱きしめられる
「…っ、轟君？」
振り返り見上げると
スースーと寝息が聞こえてくる
起きてる時に比べ少しあどけなさが残る顔
前髪を少し避けて見惚れる
「同じ年だもんね…」
「‥ん」
寝顔を見てぽそりと呟く
小さく声を漏らすも起きる気配はない
轟君の胸に耳を当てる
一定のリズムで心臓が脈打ってるのを感じる
その心地よい心音を聞いていると
知らないうちに寝てしまっていた
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こう(プロフ) - 碧翆さん» ご指摘有難うございます！出来るだけ早急に直しますね！これからもよろしくお願いします(´;ω;｀) (2018年10月21日 16時) (
レス) id: dd6739d81a (このIDを非表示/違反報告)
碧翆(プロフ) - 爆豪と15の切島の漢字間違ってますよ！楽しく読ませてもらってるので、これからも頑張って下さい！！ (2018年10月21日 16時) (レス) id: a5f7ab183f (このIDを非表示/違反報告)
こう(プロフ) - るぽちんさん» 教えていただき有難うございます！ (2018年10月17日 16時) (レス) id: dd6739d81a (このIDを非表示/違反報告)
るぽちん(プロフ) - ヒロアカ等の版権物を扱うときは、オリジナルフラグを外しましょう！ (2018年10月17日 15時) (レス) id: 032704ebb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こう | 作成日時：2018年10月17日 13時
