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S.
小瀧が咄嗟に俺の指を掴んだ。
…え！？ってなった。
静かになった楽屋に、指を掴んだ小瀧は少しだけ前のめりになり始める。
やばい痛いところ触ったから…怒られる！
ってちょっとビビってたら
なあ、その目はなんなん？
またや。
また俺を見つめるその目。
たまにする目。
吸い込まれる目。
一気に引き込まれて、動けへんくなる。
小瀧は…俺になにを抱いてるんや？
A「はー！疲れたな！あ、二人とも大丈夫やった？」
その照史の一言に、ヒュッと俺の指が小瀧の手から解放される。
それと同時に俺もワッてびっくりして指を引っ込める。
N「あっごめんつい。」
S「いや、ごめん。痛かったよな！」
その後ちょっとだけ話しづらくて。
いつも7人集まって解散するねんけど
その時に何事もなかったかのように小瀧が横にきて
ちょっと意識してもうた。
えー！？
これなんなん！？
これが小瀧に対して初めて感じた違う感覚。
俺、最近小瀧になにを期待してるんや？
続く (更新停止中)
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作者名：なっち | 作成日時：2020年10月5日 18時
