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プロローグ ページ1
N.
17歳の時に、ふといたずらに見えてる世界に違和感を感じ始めた。
気付いたら無意識に目で追ってる、しげの姿。
答えを出したらメンバーとして接しれへんのやろうなと薄々思い。
認めたくない気持ちと、認めてしまいたい気持ちの渦に巻かれて3年耐えた。
その年月で思いが想いに変わっていった。
20歳になった今、俺はしげのことが好きとはっきりそして強く想った。
こんな俺が、隣にいること気づいてるんやろうか？
S.
可愛いなと思った後輩であり、メンバーであり、友達でもある小瀧が最近俺のことをよく見つめてくるようになった。
目を細めて笑ってくるその笑顔の意味はきっとただの笑顔じゃないんやろうなと。
それだけは感じた。
…どうしたんやろうか？心配やわ。
これが大人になった小瀧なんやろうか。
不思議と見つめ合ってまうその時間が気まずいな…(笑)
そんなしっとりせんといてくれや！アホ！
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作者名：なっち | 作成日時：2020年10月5日 18時
