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朝ジヨンはまだ夢の中。
小さな声で「…A」と呼ぶ。
小さな笑みを残したままリビングに繰り出した。
「ガホ君!おはよ。ご飯にしようか!」
毎日の朝なのに、今日は胸騒ぎが凄い。
ジヨンから病院に行けよ。と言われたからだろうか?
それだけじゃないんだ。多分。
上の空のまま私は朝食を作った。
ジヨンがそろそろ起きてくる。
「ん…おはよっ。」
寝癖が沢山ついた頭で寝室から出てきた。
愛おしい。そんな言葉では言い表せない。
寝癖大魔王と朝食を取る。
「ねぇ!ジヨン!」
「ん?」
低血圧のジヨンは朝がほんとに弱く、あまり反応がない。
かわいいから少しの意地悪も。
「時間大丈夫?」
「…?………だぁ━━━━━━━━!!早く言えよ!」
「ごめん、ごめん、」
棒読みで謝ると
「帰ったら覚えとけよ。」
そう言いクローゼットを乱暴に開ける。
ドタバタと準備をして、帽子を被るともうそれはG-DRAGONで。
玄関で見送る。
「行ってくる!」
「はいよー。」
ガチャと音を立ててドアが閉まったと思うとすぐ空いた。
「忘れもん。」
そう言うとジヨンは私にキスした。
「ちゃんと病院いけよ!」
「う、うん。」
たまにしてくれるキスが子供の私にはなんともたまらなかった。
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虹夏(プロフ) - ★ayane★バカ★さん» ありがとうございます!!悲しいですよね、ホントに。急展開な3話ですが、どうぞよろしくおねがいします!! (2015年10月12日 8時) (レス) id: 5d38b939ab (このIDを非表示/違反報告)
★ayane★バカ★(プロフ) - 悲しいですねこっちまで悲しくなる……でも、すっごい良い小説だと思います!更新頑張って下さい!続き楽しみにしてます(^^♪ (2015年10月11日 19時) (レス) id: 9b2702e49a (このIDを非表示/違反報告)
虹夏(プロフ) - gd.b.i0818さん» 頑張ります!よろしくおねがいします!! (2015年10月10日 22時) (レス) id: 5d38b939ab (このIDを非表示/違反報告)
虹夏(プロフ) - きゃきゃきゃさん» ありがとうございます!エロいですよねー。妄想の枠を超えてますよねー (2015年10月10日 22時) (レス) id: 5d38b939ab (このIDを非表示/違反報告)
きゃきゃきゃ - 初めまして!エロいですねぇ〜(笑)これからもがんばってください!! (2015年9月9日 0時) (レス) id: 2ce84f8967 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:虹夏 | 作成日時:2015年7月19日 14時