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４日目の朝、日本に帰る日。
わたし達は、昨日の事を感じさせないかのように明るく振る舞った。
そして、長い時間一緒にいようと空港までは歩いて行った。
でも、その選択がまちがってたんだ。
ある交差点の赤信号で止まっていると酔った運転手が乗った車がわたし達の方に近寄ってきた。
そのままわたし達に突進してきて、私を庇った恭ちゃんに直撃した。
恭ちゃんの至る所から、流れるおびただしい量の血。
｢恭ちゃんっ！恭ちゃんっ！｣
薄ら目を開けた恭ちゃん。
｢A？ゲ…ガして…ない？｣
｢うん、大丈夫。大丈夫だよ？ねぇ、恭ちゃん。迎に来てくれるんでしょ？待ってるよ？ねぇ！恭ちゃん。一緒帰ろうよ！ねぇ！｣
語りかけているうちに恭ちゃんが冷たくなるのがわかった。
通りすがりの人が救急車を呼んでくれたらしく、そのまま近くの病院に運ばれた。
数時間後、恭ちゃんの死亡が確認された。
死因は即死。
ただ、泣きじゃくっていた私の所に恭ちゃんのお母様がやって来て肩を摩ってくれた。
後から恭ちゃんのお父様がやってきた。
｢恭輔…。ごめんな。お前のこと誰よりもわかってないといけなかったのに。｣
そう言うと私に５００万円の入った封筒を渡した。
｢これ。恭輔がもし俺がAの元から離れて会えなくなったら渡して。って。アイツが必死に私の元で働いた１年分の給料だ。
受け取ってやってくれ。｣
｢これで恭ちゃんはなにを…｣
｢Aちゃんとの結婚式だと。｣
それを聞いた瞬間恭ちゃんへの愛しさ、失った悲しさがこみ上げてきた。
ごめんね、死なしてよ。なんて言って。
わたし達は恭ちゃんと恭ちゃんの衣類なんかと一緒に日本に帰った。
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虹夏(プロフ) - ★ayane★バカ★さん» ありがとうございます！！悲しいですよね、ホントに。急展開な３話ですが、どうぞよろしくおねがいします！！ (2015年10月12日 8時) (
レス) id: 5d38b939ab (このIDを非表示/違反報告)
★ayane★バカ★(プロフ) - 悲しいですねこっちまで悲しくなる……でも、すっごい良い小説だと思います！更新頑張って下さい！続き楽しみにしてます(^^♪ (2015年10月11日 19時) (レス) id: 9b2702e49a (このIDを非表示/違反報告)
虹夏(プロフ) - gd.b.i0818さん» 頑張ります！よろしくおねがいします！！ (2015年10月10日 22時) (レス) id: 5d38b939ab (このIDを非表示/違反報告)
虹夏(プロフ) - きゃきゃきゃさん» ありがとうございます！エロいですよねー。妄想の枠を超えてますよねー (2015年10月10日 22時) (レス) id: 5d38b939ab (このIDを非表示/違反報告)
きゃきゃきゃ - 初めまして！エロいですねぇ〜(笑）これからもがんばってください！！ (2015年9月9日 0時) (レス) id: 2ce84f8967 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：虹夏 | 作成日時：2015年7月19日 14時
