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おほしさま ページ5
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「ええか、A？…もし、俺に会いたくて会いたくてたまらんときは、空にキラキラ光ってるお星様にお願いするんやで？」
おじちゃんが亡くなる前日、
クマさんと私を
おじちゃんは
この丘に連れて来てくれた。
「おっちゃんは、ずっとAのこと見守ってるから。」
そう言って
おじちゃんは
私の頭とクマさんの頭を
優しく優しく
その大きな手でなでてくれた。
だいすきだったこの丘で
おじちゃんは
どんな夢を見て眠っているのだろう。
重「あっ！A、一番星出てんで？」
神「…ほら、願い事し？」
高校生にもなって
くだらないことなのは分かっているけど
薄暗い夜空にキラキラと輝くこの一番星に
私は今日も願う。
『おじちゃんに…また会わせてください。』
そんな
子供だましなおまじないをする私を
そっと隣で優しく見守ってくれる
しげと神ちゃん。
ねぇ、おじちゃん？
その空から私は見えていますか？
私には
ステキな友達がいます。
しげと神ちゃん、
おじちゃんにも
会わせたかったな…。
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ドーナツ - めっちゃ面白いです！毎回続きが楽しみです。更新頑張って下さい。応援してます。 (2017年9月3日 16時) (
レス) id: bb93fcb95f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小島美奈
| 作成日時：2017年7月12日 18時
