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いっしょに ページ28
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「Aっ、Aっ」
『…ちょ、ちょっと！！何で、ここにのんちゃんおんの！』
「……ん？」
しげと神ちゃんが
荷物の整理をしている間
自分の部屋で
ベッドに横になっていると
スッ、と現れた大きなこの子。
注意する私の声に
口を尖らせ
お得意のキョトン顔を見せる。
『いやいやっ。のんちゃんは、流星と一緒の部屋もらったやろ？』
「……Aは、俺のこと嫌いなん？」
今度は
眉を下げて
お得意のショボン顔(´･ω･`)
『いや、嫌いとかちゃうよ。ちゃうけどさ……もう、のんちゃんクマさんの格好してへんやん』
そう諭せば
「クマさんの格好してへんと、Aと一緒に寝られへんの？」
……なんて
大きなクリクリおめめに
涙をたっぷりためる。
『……そういうわけ、ちゃうけど…』
「ほんなら、一緒におってもええ？
……のん、Aと離れたないっ」
それが計算なのは分かっている。
分かっているけど、
この母性に逆らえるわけも無く…
『もぉ〜っ、しゃーないなぁーっ！！』
結局
のんちゃんを甘やかしてしまうのは
きっと
おじちゃん譲りなんやと思う。
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ドーナツ - めっちゃ面白いです！毎回続きが楽しみです。更新頑張って下さい。応援してます。 (2017年9月3日 16時) (
レス) id: bb93fcb95f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小島美奈
| 作成日時：2017年7月12日 18時
