ちちんぷいぷい、恋になぁれ。 (ページ20)

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びっぐにゅーすページ20

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望「……あ、そうや！」

突然、

のんちゃんは
何かを思い出したように
ハッと目を開いた。

望「Aにビッグニュースがありまーすっ！！」

そう言って
のんちゃんは
流星くんが持ってきたバッグを
ゴソゴソと漁りだした。

望「俺とー、流星はー……なんとーっ

………明日からAと同じ学校に通いますっ！！はい、拍手～っ、パチパチ～っ」

そんなのんちゃんの手には
私の学校の制服が…

『えっ？』

流星「あっ！ちなみに、同じクラスやからよろしく～っ」

そうやって
流星くんは
ぽわぽわとした笑顔で
ヒラヒラ手を振る。

重岡「はぁ～っ？！ちょ、お前…それ、ほんまに言うてる？」

望「A、嬉しいやろっ？！嬉しいやろっ？！な？な？」

そんな
ごきげんなのんちゃんは
満面の笑みで
制服と一緒に私をぎゅっと抱きしめた。

神「……まぁ、一番嬉しそうにしてんのは、のんちゃんやけどな。笑」

重岡「は？…やってさー、教室に急に知らんヤツおって大丈夫なん？」

流星「あー、その辺は俺ら何とでも出来んねん。望み叶える流れ星やから」

重岡「は？何それ、怖っ！……記憶とか書きかえられるんっ？！」

そんなしげの問いかけに
流星くんは右の口角を上げ
意味ありげに微笑んだ。

重岡「さすが、ファンタジーの世界やな…」

状況が上手く理解できていない
私の心配をよそに
のんちゃんは
「はぁ～っ、明日から楽しみやぁ～っ」と
噛みしめるように呟いた。

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