ちちんぷいぷい、恋になぁれ。 (ページ16)

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ながれぼしページ16

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ーピンポーンっ

朝食を食べ終え
みんなで後片付けをしていると
インターホンが鳴った。

『ん、誰やろ？』

私の部屋のインターホンが鳴るのは
あっくんや淳太くんが
遊びに来たときぐらいだから
今日も２人が来たのかな？

なーんて思ってた

………んやけど、

「はまちゃんに、ここに行って来いって言われてんけど、お前は誰や？」

『……は？』

扉を開けると
色白でキレイな顔立ちの男性が
私を見下ろしていた。

「初めて人に会うたら名乗んのが常識やろ。そんなんも分からへんの？」

『いや、ちょっと待って。あんたが訪問者やねんから、あんたが先に名乗りや。……って、聞いてんのか！』

散々ギャーギャー騒いどいて
私が話し始めると
「ふわぁ～」とあくびをして
話を聞いている雰囲気が皆無な彼は
謎というか不思議だった。

望「おー、流星っ！やっと来たん？」

「おう。望が来い来いうっさいから来たったー。」

『えっ？…のんちゃんの知り合いなん？』

望「そう、流れ星の藤井流星やで？俺のダチんこ。」

リビングの方から
パタパタと足音を立てて
玄関に走ってきたのんちゃんは
彼を見て嬉しそうに笑った。

『流星……って、えっ？！今、流れ星って言った？！』

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