寂しさを忘れさせてください。 (ページ3)

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Aside

どうしよう。

大切な人にあんなこと言っちゃった。

私、ととみのこと信じてるのかな…。

でも、花奏が完全にやったとは…

なんて、言い訳でしかない。

はぁ。

いつもの楽しさがまたこればいいな。

花奏「お姉ちゃん…。
絵具貸してくれない？…」

私「いいよ！
花奏そんな暗い顔しないでよね？
私にまで映っちゃう！」

花奏「っっっ！！…ありがとうお姉ちゃん。」

私「はいはーい！じゃ、お姉ちゃん授業あるからまたね！」

花奏「…うん。バイバイ！」

凛「ねぇ、関わって大丈夫なの？」

私「じゃあさ、見たの？」

瑠衣「ブーメランになるかないかな？」

私「うん。そうだよね。
でもよく考えて。
見てないのに人を疑っちゃうって悪いことだよね？
だから、私はととみを疑ってないよ。
中間ってわけ。」

凛「うん…そっか。
ごめんねA。
私は信じられないの。」

瑠衣「ごめん。私も。
Aごめん。」

私「仕方ないよ。あの状態だし。
それに私も朝まで疑ってた。
でも、いつもの笑顔の花奏がいてくれたから、
やってないって確信したんだし。」

凛「ふぇー！
ね！暗い話やめてさ、今日帰りうちんち寄らない？」

瑠衣「ごめんねー！私今日忙しかって…
行けない！！ごめんまた今度行くね！」

私「うーん…私は空いてるよ！
久しぶりに菜水ちゃんにも会いたいし！！」

凛「じゃあ決定ね！」

てぃーちゃー「HR始めるわよー！
先について頂戴！」

クラス「はーい！」

お昼。

私「ねぇ！早く行こうよぉ～！」

凛「よっし、おっけぇー！
いくぞー！」

瑠衣「おー？」

私「遅いー！早く！」

凛「全く…
みんなの前ではあんなにクールなのに…」

瑠衣「ふふっ。でもそこがいいんじゃない？
何事でも前向きに捉えるところとか。」

凛「だねぇ！さ！私たちもへばってちゃアレだし行くよ！」

瑠衣｢そうだね！｣

ガッシャーン！
？「やめてよ！」

私「どうしたのー？」

花奏「あ、お姉ちゃん…
ちがう！これは…」

一花「お弁当びっしょびしょだ。
食べられない…。」

花奏「はぁ？これはあんたが勝手に…私「いい加減にしてくれる？」はい？」

私「私、信じようと思ったのに……！
もう、無理だよっっ。
どうやって信じればいいの！！
こんなの、こんなの、
花奏じゃないよっ！！｣

花奏｢……私は。やってないのに
はぁ。どうすればいいのｸﾞｽｯ｣

花奏「っっっっ！！！！
もう嫌だよっ！」