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あれから ページ9
あれから1年経ち、私達は大学へ進学した。
今日は望の命日。
奏恋と一緒に、望のお墓に向かう。
『望、久しぶり。元気にしてる？私は上手くやってるよ。』
奏恋「私、小瀧くんって呼んでた日が懐かしいわ。いつからかのんちゃんって呼んでたもんね。笑」
『ほんとにね。笑 私、いつの間にか2人が仲良くなってたから嫉妬しちゃってたよ。笑』
“A、奏恋、久しぶり。ごめんなぁ。笑”
奏恋「『っ！…』」
『望っ！…』
泣かないって決めたのに。
笑顔でいるって決めたのに。
私は泣き崩れた。奏恋も。
『望、望！私…』
“A！幸せになれよ。俺の分まで”
“愛してる”
『のぞ、むっ…』
『あり、がとうっ』
奏恋「のんちゃん、Aのことは任せてね」
『奏恋…ありがとう』
私は前に進む。
君は今も、
私の胸の中で生き続けているから。
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作者名：みっふぃ〜。 | 作成日時：2017年10月15日 1時
