もう ページ7
あのあと私は教室を飛び出した。
向かう先は…
彼がいたはずの病院。
飛び出したあとすぐに、彼の親友の藤井くんからメールで
【〇△病院に行け】
とだけ来た。
実は、知っていた。
彼が私に隠れて、みんなに隠れて
病院に通っていたことに。
それこそどこの病院かは知らなかったが。
病院に着いてすぐ彼の病室へ駆け込む。
お姉さんらしき人が私の方を向く。
姉「もしかしてAさん?」
『はい。』
姉「ごめんなさいね、全部お話するわ」
*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*
『ありがとうございました。』
お姉さんから全て聞いた。
望の病気のこと。
昨日、急に容態が悪化したこと。
…私の話をしなかった日はなかったこと。
なんで、なんで教えてくれなかったの。
痛いほど好きなのに。苦しくなるほど愛してるのに。
あなたはなぜ急にいなくなるの。
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作者名:みっふぃ〜。 | 作成日時:2017年10月15日 1時