席 ページ1
夏休みが終わった頃。
私のクラスは席替えをしていた。
先生「みんなくじ引いたか?移動して席につけー」
1番端っこ。窓側の前から4番目。
『はぁ』
慣れない場所にため息がこぼれた。
?「俺隣の席やからよろしくな」
『よろしく。』
隣の席の男の子には目もくれず、先生の話に黙って集中する。
?「きみ、名前は?」
先生の話を聞かないといけないのに私はなぜか無視できなかった
『私、A。あなたは?』
?「え、自分、俺のこと知らんの?」
『…は?』
この人は何を言っているのだろう。
初めて話したんだから知っているわけがないのに。
?「まじか、俺のことを知らんやつがいるなんてな…」
仕方ないでしょ、知らないんだから
望「俺は、小瀧望。よろしくな、A!」
急な呼び捨て。心臓がちょっと跳ねる。
『よろしく、小瀧くん』
望「やだ。俺のことは望って呼んで?」
『わかったよ、望』
私がこういうとニッコリ微笑んで満足そうに前を向いた。
…なぜか望に惹かれてる私がいた。
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作者名:みっふぃ〜。 | 作成日時:2017年10月15日 1時