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▽18 ページ18
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べつに高校生だから、男の子だから、と意識することも
容姿のかっこいいせんぱいにドキドキするのも
高2にもなって、初めてのことでもないのに
不意にせんぱいを見つめるのが恥ずかしくなった
「Aちゃん？」
「……へっ？
あ、ごめんなさい、どうしました？」
「俺の顔、へん？」
「は？」
いえ、貴方の容姿が変なのであれば私は変以下になってしまう
「いや、Aちゃん、俺の方ぜんっぜん見らんくなったから
......俺ん事、嫌になったんかいな、とか。
ぁあ、いやー、ごめん、やっぱなんでもない！」
顔を赤らめて
ぷいっと、顔を背けるあたり
すんごく、
すんごく、
「ずるい」、です
「...Aちゃん、どした？」
背けた顔をぐるりと回転させて私の身長に合わせて顔をのぞき込むせんぱい
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.
「せんぱい、
スキです」
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