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｢お、流星くんやん｣
私の声に被せるように望くんも反応した。
｢さっすが流星さん、朝からイケメンやな。
しかもほら、またあのグループで固まってる｣
反応した私たちに反応する友だち
｢あのグループってなんですか？｣
望くんの素朴な疑問
｢あのグループっていうのは、色んなサークルとか部活のリア充が集まってるグループ！
ゼミが一緒なんやったっけ？
男女問わず仲良しで、どこに居ても目立つねんなあ｣
友だちの丁寧な解説
｢Aさん？｣
｢いやあ、朝からイケメンみてびっくりしちゃった｣
｢俺もイケメンでしょー｣
茶化してくれる望くんのおかげで笑えたけど
あのグループの中には流星さんの元カノさんがいる。
ああ、やっぱりお似合いやなあ
って胸がちくちく痛い。
流星さんは本気で好きになったらしんどいだけ
それは分かってる。
分かってる
真ん中辺りの席に三人で座る
｢Aさん、お昼もこのまま一緒にいいですか？｣
座って筆箱を出していると
横で寝ている望くんにそう言われた
｢もうお昼の話？全然いいけど｣
私の返事に満足そうに笑って
そのまま腕に顔をうずめる望くん
｢望くん友だちおるん？大丈夫？｣
私越しに友だちが
真剣に心配して望くんに聞く
それがやけにおかしくて
さっきの胸のちくちくも消えた
｢いますよー、一応。でも別に群れる必要無いでしょ？｣
なんて少し冷たく返す望くん。
あれ？
私には何故か流星さんたちへの皮肉っぽく聞こえた。
それは気のせい？
｢Aさん、先生来たら起こしてください。｣
その声はいつもの優しい声で
やっぱり気のせいなのかな、
続く
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さかぐちなる(プロフ) - はらさん» ありがとうございます！外しました！ (2018年4月27日 22時) (
レス) id: 8e96f2fd57 (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグ外し忘れていますよー違反行為なのでちゃんと外して下さいねー (2018年4月26日 16時) (レス) id: 7a062370e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さかぐちなる | 作成日時：2018年4月26日 15時
