２４２Ｑ ページ5
Aside
「ほら、長崎君チェンジよ」
「はい」
ミスディレクションが切れた黒子と俺は交代する。
気を引き締めるためシャツを改めてズボンの中へインし、黒子とハイタッチしてコートへ出た。
黒子をひっこめた後も真くん封じは続行。彼にダブルチームだ。
しかし彼を止めても他の秀徳の人は止まらない、ならば走るのみ。
素早いパス回しの最後は木吉さんにボールが渡る。
「させっかぁ殺すぞ！！」
いや言葉が怖い。
木吉さんのシュートを止めに言葉の荒い人が突っ込んでくるが、下に潜り込んでいた俺に木吉さんがパスしそのまま決める。
こういうプレイ、ちょっと型は違うんだけど桐皇と同じなんだよ。
それから真くんの３Ｐ決まり第２Ｑは終了。
さほど点差は開かずに終わった。
だが第３Ｑが始まってすぐ、和ちゃんから真くんへパスですぐ点を取られる。
二人の息はぴったりで、いい相棒をお互い持ったね、なんて呑気なことを考えてしまった。
「よいっしょっと」
「！？」
今は試合に集中しよう。
後ろにジャンプしてから俺はボールを投げシュートを決める。
フェイダウェイシュート、もどき。
完全体ではないけど猫騙し程度にはなるだろう。
火神はそろそろ限界を感じてきた。点差も開いてくる。
そんな時、誠凛のメンバーチェンジの放送が流れた。
黒子が伊月さんと変わり、コートへ出る。
あぁ、黒子が前言っていた新ドライブの準備、できたんだ。
「待ってたよ、黒子」
黒子が入ることで、絶対にこの試合の流れは変わる。
「黒子！！いけるのか！？」
「はい」
「トーゼンだよな！」
どんと火神は黒子を押す。ちゃんと秀徳のド肝抜けるのかと、火神は聞く。
火神の質問に黒子は口角をあげ、勿論ですと答えた。
すこしペースを落とし、黒子のドライブを活かせるタイミングをうかがう。
秀徳もバカじゃない、ピリピリとさっき以上に俺達を警戒していた。
絶好のタイミングはすぐに来た。
真くんの目の前にいる黒子にボールを流し、それをキャッチする。いつも黒子はキャッチなんてせずはじいてパスを渡していたので、真くんの顔に動揺の色が浮かんだ。
あぁ、これが、黒子にしかできないドライブ。
「消える、ドライブ！」
このドライブは火神がいることで成り立つのかもしれない。
それでも黒子の絶え間ない努力で生まれたドライブが、この
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こたきんぐ(プロフ) - しゅるさん» だーすんごい嬉しい反応貰っちゃったへへ！！ありがとうございますっっこれからもたまに漂う幼馴染み臭を楽しんでもらえたらいいなって思います！ (2023年2月6日 19時) (
レス) id: 7882bc78cd (このIDを非表示/違反報告)
しゅる - あばーー！！かっこよすぎるよ！主くん！！幼馴染みのきーちゃんと似たような感情で、似たような台詞で、似たような場面で！！幼馴染み最高！！やばすぎる…！ (2023年2月5日 19時) (レス) @page49 id: 29acc038ba (このIDを非表示/違反報告)
こたきんぐ(プロフ) - にゃん太さん» ですよね！？マジで永遠に畑耕して牛達の世話してます笑笑 わ〜ほんとですか！！貴重だ〜！！ありがとうございます、マイペースですが頑張ります！！ (2023年2月5日 9時) (レス) id: 3b9b192a4a (このIDを非表示/違反報告)
こたきんぐ(プロフ) - らぶさん» おお！？蘭推し嬉しいです！！蘭の心情もいずれ書こうと思ってますので…🤗ありがとうございます、頑張ります！ (2023年2月5日 8時) (レス) id: 3b9b192a4a (このIDを非表示/違反報告)
にゃん太(プロフ) - 牧場物語が面白すぎるのまじでめっっちゃわかります！！！！実は初期の頃から読ませていただいていたりします。ず〜〜っと大好きな作品です！作者様のペースで頑張ってください！！！！ (2023年2月5日 6時) (レス) @page49 id: e8e9837ec5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こたきんぐ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Kotakinnhu/
作成日時：2020年5月24日 10時
