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22 嫌な予感は一応した ページ23

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どうにか説得し、私は安室さんと一緒に、困った顔をした依頼主からスタッフしか持っていない巨大迷路の略図を貰って中に進む。

コナンくんが中に入ろうとすると毛利さんに当たり前だが止められていた。
しょんぼりしながら気力なく返事をするも、彼はついてくる。

毛利さんの後、ではなく私たちの後に。




「まずどこ探す!?時間ないよ!」

「この地図に記されてるスタンプがある場所とかが怪しい…。…ん、ここの迷路にあるスタンプは全部で七つあるはずじゃ」

「記入ミス、ですかね」




安室さんがあまりにもコナンくんがいることを普通として接するもんだから、私も空気を読むことにした。


私たちが見ている地図には、カラクリがある場所、スタンプのある場所が記されている。

けれど不思議なことに記入忘れなのだろうか、スタンプの印が一つ少ないのだ。




「とりあえず印ついてるところ行こ!」

「そうだね!」




走って急いでカラクリを解いて。

先程行った時は解けなかったカラクリもくぐり抜け、印をつけられたスタンプの場所を全て探し終えるには三十分はいった。




「犯人はどこにしかけたんだろう…、地図上もう全部探し回ったよね?」

「…いえ、もしかしたらこの地図に書かれてないところにあるのかもしれない」

「それが、七つめのスタンプの場所、なんですかね」




走っていたものだから、息が上がる。

この前少年探偵団の子たちとサッカーした時だって、楽しかったけど本当に疲れたし歳を感じた。

そんな私と反してコナンくんと安室さんは額にじんわりと汗をかいてても、私みたいに荒い息を吐いていない。

コナンくんはまだ子供だけどさ、安室さんはいくつなんだろ。
成人してるのは分かるんだけど…いやそれも少し怪しいところだな。


ふう、と疲れて壁に手をつく。


するとガコン、と手をついた場所が引っ込んだ。




「…ぅえっ?」




嫌な予感はしました。

だからといって、それを回避するためすぐに行動に移せるもんじゃなくて。


グルンとその壁はひっくり返り、私はその壁の反対側の空間へ投げ出された。




「Aさんっ!!」

「だ、大丈夫!?」

「へ、へへ大丈夫だいじょー…ぶ?」




安室さんとコナンくんの心配の声より、気になるところに意識がむく。




「スタンプ、…あった、ありました!!」

「っえぇ!?」




そのスタンプの傍には、赤く数字を光らせる、今私たちが探していたものもあった。


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- すっごく面白いです!続き楽しみに待ってます! (2021年12月12日 8時) (レス) @page38 id: 1125244af9 (このIDを非表示/違反報告)
こたきんぐ(プロフ) - ぱるむさん» 流れは一通り書いているのですがちゃんとした文字に起こすのがすごく手間取っていまして…、ぼちぼち頑張っていきたいです!ありがとうございます! (2021年8月28日 12時) (レス) id: 7882bc78cd (このIDを非表示/違反報告)
こたきんぐ(プロフ) - アイスあるさん» ありがとうございます!!返信遅くなってごめんなさい、マイペースですがぼちぼちやっていきます! (2021年8月28日 12時) (レス) id: 7882bc78cd (このIDを非表示/違反報告)
ぱるむ - 復活待ってます!すごく面白かったです! (2021年2月15日 18時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)
アイスある - めっちゃ面白いです!更新頑張ってください! (2020年5月27日 18時) (レス) id: 38b2fa8d4e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こたきんぐ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Kotakinnhu/  
作成日時:2019年9月6日 17時

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