21 後悔するのはいや ページ22
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頂上から地上へおりる間、安室さんに私たちに残された時間などを教えてもらった。
午後六時に爆発するようにセットしていると、犯人から連絡が来たのが今の現状。
そして犯人から警察に言うな、と言われたがもともと私服警官がここら一体を見回りしていると聞いた。
しかしおもむろにその人たちが爆弾を探していると、多分この手の犯人は今の光景を楽しんでみるタイプだと予想しているので、気づかれる可能性があるという。
なら最初から毛利さんといた私たちが探していれば違和感はないし、もしも何かあったら…警察、ということらしい。
「安室さんっ、行くんだよね？」
「あぁ、行くよ。…阿笠さん、あの子達をよろしくお願いします」
「わかった」
ゴンドラから降りて、コナンくんが険しい顔をしてやってきた。
行く、とはきっと巨大迷路に行くかどうかの確認だろう。
彼がどうしてその事を知っているかは分からないけど、急がなきゃ。
あと四十分。時間がない。
まず犯人から連絡があった時刻が五時であって、一番最初に予告として伝えられた時間帯は夕方頃。
最初から時間くらい教えてくれたっていいじゃないか。それだったらこんなバタバタしなくてよかったかもしれないし。
呑気なことを思いながら、先程ゴンドラから降りてきた何が起こっているのか分からない子供たちと阿笠さんから離れ、私と安室さんとコナンくんは急いで巨大迷路に向かう。
「…えっ、なんでちゃっかりコナンくんも！？」
「いや僕おじさんの助手だし〜！そんなこと言うならなんでAさんが！？」
「わ、私は安室さんの今日限りの助手だから！！ね！安室さん！」
「…ふっ、そういうことにしときましょう。けど！二人とも絶対危ないことしないでね！」
はーい、とそれぞれ返事をし、巨大迷路の入口へ。
そこには私の依頼主と、きっとこの遊園地の責任者だと思われる人、そして毛利さんがいた。
「こら坊主！またお前はぁ！ちょっ、Aさんまで危ないですよ」
「すみません毛利さん、話は安室さんから聞きました。探すことなら私にだって出来ますから！」
私が探偵でも警察でもなんでもない一般人なのは分かってる。
無謀なことだとも分かっている。
今から私がさがすものが、私の大切な先輩たちを奪ったものだってことも、分かっている…けど
出来るかもしれないことをしないまま、後々後悔するのだけはいやだから。
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礼 - すっごく面白いです！続き楽しみに待ってます！ (2021年12月12日 8時) (
レス) @page38 id: 1125244af9 (このIDを非表示/違反報告)
こたきんぐ(プロフ) - ぱるむさん» 流れは一通り書いているのですがちゃんとした文字に起こすのがすごく手間取っていまして…、ぼちぼち頑張っていきたいです！ありがとうございます！ (2021年8月28日 12時) (レス) id: 7882bc78cd (このIDを非表示/違反報告)
こたきんぐ(プロフ) - アイスあるさん» ありがとうございます！！返信遅くなってごめんなさい、マイペースですがぼちぼちやっていきます！ (2021年8月28日 12時) (レス) id: 7882bc78cd (このIDを非表示/違反報告)
ぱるむ - 復活待ってます！すごく面白かったです！ (2021年2月15日 18時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)
アイスある - めっちゃ面白いです！更新頑張ってください！ (2020年5月27日 18時) (レス) id: 38b2fa8d4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こたきんぐ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Kotakinnhu/
作成日時：2019年9月6日 17時
