１９４Ｑ ページ6
Aside
まぁ笠松さんの代わりに緑間君が入ってきたもんだから、余計この五人の空気は…うん凄いよね。
きっと和ちゃんはこれを狙ったんだろう。
「…とりあえず何か頼もう？」
「俺もう結構いっぱいだから、この食べてるもんじゃだけでいっス」
「よくそんなゲ【ピー】のようなものが食えるのだよ」
「なんでそーゆーこと言うっスか！？」
「緑間君ってたまに爆弾落とすよね…」
緑間君を隣に、火神は次々と注文していく。
その注文は長すぎてなんとも魔法の呪文のような…。
俺も食べたいなぁっと、エビ玉と豚玉を火神と一緒に頼んでおいた。
ほとんど火神の注文でうまった鉄板の上に俺の分も焼き、また無言の時間がやってきたが、涼太がなんとか会話を持ち出してくる。
そういうところはよくやる奴だと思う。
「緑間っち、ほら、焦げるっスよ？」
「食べるような気分なはずないだろう」
やっぱり緑間君は人事を尽くしてるが故、プライドが高い。
負けた相手と同席だなんて、まあありえないのだろう。
涼太がなんとかサポートするも、余計緑間君を怒らせるだけ。でも、涼太は変わった。
いや、戻ったの方が正しいのかな。
そんな涼太の様子を見て、観念したのか、緑間君は大人しくお好み焼きを口に運ぶ。
「お前らごちゃごちゃ考えすぎなんじゃねーの？楽しいからやってるのにきまってんだろ、バスケ」
「なんだと…。…何も知らんくせに、知ったようなことを言わないでもらおうか」
また火神と小競り合いが始まるかと思ったが、いきなり後ろから飛んできたお好み焼きのおかげでそれは始まらずに済んだ。
代わりに和ちゃんと緑間君の小さな喧嘩が起きたんだけど。
「火神君の言う通りです、今日試合して思いました。
つまらなかったらあんなに上手くなりません」
黒子の言葉に、俺は同感だと言わんばかりに首を縦に振る。
緑間君だって、涼太だって、他のキセキだって。
皆、皆バスケが好きなんだ。
.
ラッキーアイテム
長崎君の枕
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こたきんぐ(プロフ) - Lawさん» ありがとうございます！お待たせしました…、がんばりますっ (2020年5月24日 10時) (
レス) id: f2404a4c45 (このIDを非表示/違反報告)
Law - とても面白いです！続きが気になります！頑張ってください！ (2020年5月13日 0時) (レス) id: 6c5845ecc3 (このIDを非表示/違反報告)
こたきんぐ(プロフ) - れすれさん» ううありがとうございます……続編までしばしお待ちください…！！頑張ります！！！ (2020年3月11日 9時) (レス) id: 4d87c6d951 (このIDを非表示/違反報告)
れすれ(プロフ) - とても面白いです！！もう何回も読み直してます！応援してます。頑張ってください！！！！ (2020年2月24日 9時) (レス) id: de6337fd23 (このIDを非表示/違反報告)
こたきんぐ(プロフ) - アオさん» ありがとうございます！出来るといいな…。手作りいいですねぇ、私も手作り食べたいです！多めに買うのあるあるですねw続編は少々お待ちをっ！ (2020年2月15日 12時) (レス) id: 4d87c6d951 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こたきんぐ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Kotakinnhu/
作成日時：2018年11月2日 20時
