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141億 ページ2

Aside


その後平次君と和葉ちゃんは、コナン君と蘭ちゃんと園子ちゃんと一緒に東都の観光へと出かけた。

大阪に帰る前に二人は、また来ますとポアロまで挨拶に来てくれて、私も笑顔でまたのご来店をおまちしておりますと返した。

そうして大阪のカップル…いや、夫婦…いや違うか。仲の良い男女は大阪へ帰っていった。


その数日後、私は仕事で警視庁の方の公安へやってきた。


私がわざわざここに来ることは、とても珍しい。面倒くさがり屋だから。

そんな私が来るほどほど急用だったのだ。


まぁ、そちらの公安さんが大きなミスをしたのを、私が運よく見つけて急いで車でブゥンと来たわけだ。




「かぁざみさんっ」

「はいなんで…っひぃ!」




ちょいちょいっと語尾にハートをつけながら、丁度そこにいた風見さんを呼んだ。

すると周りにいた人が私に注目し、手を止めた。


というか風見さん何小さな悲鳴上げてくれてるの、そんなに怖かったですか私。




「あれ、栃木さんどうして…」

「あら律っちゃん」




少し怯えた表情をした風見さんに、驚いた顔をして私の元へやってくる私直属の部下、律っちゃん。

驚いていた律ちゃんは私が醸し出す真っ黒なオーラに気付き、ゴクンと唾をのんだ。





「ねぇ、お二人さん。この資料誰が作ったのかしら」

「…これは、先週の…。裏切りがあると言われていた会社の報告書…」

「うん、ココね。大幅に違っているのよね。人だから間違いはあるだろうけどさ、これはやばい。どうしたのこの子、寝てないの」

「…うわぁ、ほんとですね。…そういえば、徹夜何日目だったでしょうか…」

「知っているんだね、出して」




うふふ、と笑う私をはい!と一言返事をして、この資料の制作者を呼び出しにいった律っちゃん。

風見さんはあはは、と苦笑いを零している。




「この資料ね、私あんまりよくわからないから、パッと見て間違ってたから急いでここ来たんだ。
作った本人が間違いを直さなくちゃ、いけないじゃん?…とりあえず疲れた。」

「お、お疲れ様です…。」




ふぅ、とため息をつき、律っちゃんがお目当ての人をを連れてくるのを待つ。


はやく直してもらわなくちゃ。私まだあと二つ三つやることあるからさ…。

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さち - おもしろくて続きが気になります。よろしくお願いします。 (2019年4月6日 16時) (レス) id: a3a6f8d111 (このIDを非表示/違反報告)
こたきんぐ(プロフ) - はなさん» はじめまして!ありがとうございます(/ω\)私生活に落ち着きがもう少しでできるので、がんばって、更新します! (2019年3月15日 12時) (レス) id: 4d87c6d951 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - はじめまして!一気に全部読んでしまいました!とてもドストライクなお話で素敵すぎて大好きです!!更新とても大変なことだとは思いますがこれからも応援しています♪ (2019年3月15日 12時) (レス) id: 43ab538aea (このIDを非表示/違反報告)
こたきんぐ(プロフ) - れさん» ありがとうございますっ!近いうちに更新させていただきます!頑張ります! (2019年2月12日 20時) (レス) id: 4d87c6d951 (このIDを非表示/違反報告)
- 全部一気にみちゃいましたら!凄いおもしろいです!待ってます、つぎの更新! (2019年1月20日 19時) (レス) id: de813ae323 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こたきんぐ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Kotakinnhu/  
作成日時:2018年9月8日 14時

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