８億当たったんで、仕事休みます。【名探偵コナン】

２６億 ページ28

Aside


「…なにかわかりました？安室さん」

「…あぁええ、少し」




被害者の羽根田さんの傷跡をじっくり見ているものだから、私も少し気になって降谷と一緒に見る。

コナン君は一人でまたどこかに行ってしまった。
確かコナン君って、いろんな事件の手助けして解決してるんだっけ。

すごいよね、まだ小学一年生なのに。




「これ、凶器鈍器だよね」

「そうですね」

「どんな鈍器だと思う？」

「今考え中なんで、ちょっと違うところ見てきてもらえます？」

「え、冷たい」





いやうん、わかってたそういう反応されるの。

そしてさらっと私を推理仲間にしやがったな。

とりあえず私はちょっと怒っている降谷をそっとしておくために、あの新種の恐竜の骨の元へ行った。


既にそこにはコナン君がいて。




「あ、コナン君。なにしてるの？」

「！Aさんか、いや、今から違うフロアに行こうと思っててね」

「へえ、小さな探偵さんは大変だね」

「は、はは」




ちょっとからかっているように聞こえたのか、コナン君は少し顔を引きつらせながら笑った。


そんなコナン君を見て、私は何を思ったのか、ふと上にある恐竜の骨を見上げた。

そして少しの違和感。




「…あら？」

「どうしたの？」




私が首をかしげた瞬間に、バッと反応したコナン君。

君の反応速度におばさん驚いちゃうよ。




「い、いや…。この骨さ、全体的に黒いじゃん？だけどあの背骨の近くにある骨…ちょっと白くなってないかなーって」

「…ん、ほんとだ」

「一応記憶力はいい方だから言うんだけど、そこの骨停電前は黒かったんだよ？なのに今は…擦れて白くなってるよね、なんだか怪しくない？」

「確かに」




コナン君は自分のメガネをピピっと何かを操作し、その骨を見ていた。


何そのメガネすっげぇ。


化学はどんどん進化していくね。

.

２７億→←２５億

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す