８億当たったんで、仕事休みます。【名探偵コナン】

１億 ページ3

Aside


逃げ回る私を諦め悪く追いかけてくる上司をなんとか撒いて、私は自分のマンションへ無事に帰ってこれた。


宝くじで当てた八億はもうすでに私の手の中にあり、私は平和的に休暇がもらいたかったので、その中の一億を公安に渡した。

ちゃんと小切手渡したのに、納得してくれないのか私が逃げ出すと同時に上司が追いかけてきたので、私は全力疾走で逃げたわけだ。不可抗力。


それに私ちゃんと仕事仲間達には休むと言ってきたからね。
別に後悔はしてない。ちょっと言い逃げみたいになって罪悪感はあるけど。ほんの少し。


だって…仕事めちゃくちゃ残ってたもん。
ほぼ上の人達が自分のヤツを私たちに押し付け回してきたものなんだけどね、だから私悪くない。

自分の仕事は自分でやれ。




「はぁあああまずは寝よう」




私は四日間全然寝てないし、休んでもない。

だから少しただれたワイシャツを着たまま、ベッドに寝転がって僅か数秒で夢の世界へご案内された。



それから丸一日死んだ様に眠って、次の日の夕方に目が覚めた。

何時だろう、と携帯の画面を開くとやばい、携帯の通知が鬼ほど来てる。よし、今から新しい携帯買いに行こ。


思い立ったのは吉日とはよく言う。


私は今の携帯の主電源を切り、ベッドの下に思い切り滑り込ませしばらく永眠させることにした。


そしてできればお風呂にゆったりと浸かりたかったが、サッとシャワーだけ浴びて、白のＴシャツにジーパンという楽な格好をし、余裕で携帯二十個くらいが買える金額を財布の中に入れて携帯ショップへと出かけた。

まぁクレジットカードもあるんだけどね。

ルンルンと少し湿った髪を揺らし、携帯ショップへ入ると、明るい笑顔をむける女店員さんが向かい入れてくれた。




「いらっしゃいませー」

「携帯、一番新しい機種を買いたいんですけど」




それからは店員さんにほとんど任せて、電話番号も変えて、メールも変えて。

私は新しく、新種の携帯(スマホ)を手に入れた。



その携帯ショップで、黒を基調としたシンプルなカバーがあったので、それも気に入り購入した。


．

２億→←設定

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

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