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Aside


コナン君にハニトラをかけられつつも、私達のおしゃべり会は終わった。

一時間くらいしたかな。

私はコナン君を阿笠博士って人の家まで送ることになり、今その阿笠さんって人の家の前にいる。




「ありがとAさん!」

「いーえ、楽しかったありがとねコナンくん」

「ううん!僕こそいきなりごめんね!
またお邪魔してもいーい?」

「もちろんだよッ」




ほらまた上目遣いに甘い声、子供のハニトラ怖いっ。

ちょっと、いや大分悶えていると、あのーっと後ろから男の人が声をかけてきた。多分私の行動が異常すぎて。




「あのー、大丈夫で、すか…」

「あ、はいすみません。大丈夫です…貴方が阿笠博士さんですか?」

「…いえ、僕は、沖矢昴と言います。隣の家に居候させていただいている身です」




よろしくお願いします、と最後に言って手を差し出した沖矢さん。
私はその手にそーっと手を伸ばし握った。

この人美形だけど前見えてるのかな。

あ、これ別に貶してないから。




「…、Aさん!もう大丈夫だよ!じゃーねバイバイ!」

「え?うん、バイバイまたね〜」




コナンくんは、アハハハーと笑いながら阿笠博士さんの家にチャイムを鳴らさずそのまま入っていった。

残されたのは私と沖矢昴さん二人きり。




「あ、はは、えっとー…」

「Aさん、と言うのですね。コナン君のお友達ですか?」

「まあ、そうですね。沖矢さんは…どういう関係で?」

「…お友達、ですかね」




ニコニコと笑っているが、その笑顔はどこか嘘くさい。

やだな、なんか怖い。逃げたい。逃げたいよー。




「じゃ、じゃあ私はこれでー…」

「待ってくださいAさん」





ヒラヒラーっと手を振って帰ろうとしたら、その手を沖矢さんに掴まれた。

沖矢さんの手はゴツゴツしてて、なんか厳つい仕事してそう。やだ余計怖い助けて。




「…ど、どしたんですか?」

「…すみません、何でもないんです。またゆっくり、話しましょう」

「え、はい。是非…?」




少し悲しそうな顔をして私の手を離した沖矢さん。

…どこか、懐かしい感じがしたような。



私の、気の所為…だろうか。

.

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こたきんぐ(プロフ) - ぱるむさん» こちらにもコメントありがとうございます…!完結はしようとおもっていますので、、、申し訳ないです… (2021年8月28日 12時) (レス) id: 7882bc78cd (このIDを非表示/違反報告)
ぱるむ - 復活待ってます!すごく面白かったです! (2021年2月15日 18時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)
こたきんぐ(プロフ) - まいさん» ありがとうございます!更新ゆっくりになりますが、がんばりますっっ! (2020年2月22日 20時) (レス) id: f2404a4c45 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - めっちゃ面白いです!!続き気になります!これからも更新頑張ってください^_^ 楽しみにしてます(^^) (2020年2月12日 19時) (レス) id: 51e87b9769 (このIDを非表示/違反報告)
こたきんぐ(プロフ) - わさびさん» だぁありがとうございますっ!!まじですかw奇跡ですねwちょくちょく頑張ります! (2019年5月22日 12時) (レス) id: 4d87c6d951 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こたきんぐ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Kotakinnhu/  
作成日時:2018年4月24日 21時

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