黄瀬涼太の幼馴染みだからといって、目立ちたがり屋ではない。【黒子のバスケ】【男主】

３Ｑ ページ5

Aside



少し時間が経って、クラスの人全員が集まってきた。

そして担任と思われる若い先生がやってきて、今から入学式だから、廊下に出席番号順で並んでとにこやかに言った。

俺達は、先生の言う通り廊下に並び、大きな体育館に向かう。



ここ帝光中学校は、マンモス校だ。

そしてバスケが有名。吹奏楽も有名で、いろいろな大会で優勝しているらしい。その他の部活も、よい成績を残しているらしい。

だからか敷地は広く、いろんな設備が整っている。体育館はいっぱいあるし、食堂はあるし、購買部もある。


いっぱいある中の一つの体育館につくと、ここの有名な吹奏楽の演奏に出迎えられ、新入生はそれぞれ用意されたパイプ椅子に座った。

それからながながと校長先生の話や、ＰＴＡ会長の話を聞いて、校歌を聞いて。

気づけば次は新入生代表挨拶だった。





「それでは、新入生代表挨拶…＿赤司征十郎。」

「はい。」





新入生代表に選ばれていたのは、さきほど俺が言っていた赤髪の彼だった。

赤司征十郎と言うらしい。キリっとしていてそんなに緊張していなさそうだ。





「桜が舞う季節に、僕たちはこの帝光中学校に入学してきました。本日は真に…＿」





つらつらといい声で答辞を読み上げ、最後に深く礼をし、壇上から降りて元の席に座った赤司征十郎君。


きっとここにいる女子の大半は、赤司征十郎君に目を奪われただろう。

彼は中学一年生ながらもとても大人びていて、男から見てもかっこよく見える。



それから入学式は無事終わり、俺たちは自分たちの教室に戻って、先生の話が始まった。





「えーっと、おはようございます。入学式お疲れ様でした。まず私の自己紹介からしていくね。新村小春って言います。好きなものはイチゴと小説です。担当教科は国語だから、国語の授業の時はよろしくね。」





教卓に両手を置いて、にこりと人当たりのよさそうな笑顔を向けながら言う。






「それじゃあ皆も出席番号順に自己紹介していこうか！出身小学校と、名前と、趣味や好きな食べ物とか！あと入りたい部活とかも言っちゃおっか。」






それらを綺麗な黒板に新しいチョークで書いていって、自己紹介の時間がはじまった。



．

４Ｑ→←２Ｑ

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す