12Q ページ14
Aside
体育館について、俺達は先輩に誘導されて見学の位置についた。
「ええっと、今日は見学に来てくれてありがとう。知ってるかもしれないけど、ここはバスケの名門校、練習はもちろん厳しい。
多分練習になったら俺達先輩も厳しくいくから、そこんところは覚悟してほしい。」
多分三年生が、そう見学者に説明していく。
このバスケ部は、一軍二軍三軍と別れていて、一軍は試合に出れるメンバーらしい。
他は練習試合はできるけど、本試合には出れないらしい。
だから皆一軍になれるよう日々練習をしてるんだとか。
あと練習が厳しすぎてやめていく人も多いんだとか。…俺は大丈夫だろうか。
「この中でバスケの経験者どれくらいいる?」
先輩がそういいながら手を上げると、一年の見学者の中からチラホラと手が上がるのが見えた。
その中にはとってもカラフルな色の髪をした高身長達がいた。赤司君も入れて、カラフル軍団は四人だろうか…。
いや、俺の隣に注意しなくては見えないくらい影が薄い、水色の髪の子がいるな。
この隣の子以外のカラフルな人たち全員、強そうだ。
筋肉も本当に同い年かってほどついてるし、身長も高い、多分素人から見てもバスケセンスは高いと思える。
「…ん。ありがとう手おろして。…正直一年で一軍なんて入れる確率は低い。何軍か決めるテストは十日後に行う。だからそれまでにはバスケ部に入るか入らないか決めておいてくれ。最初は三軍だっても一軍になれる、昇格テストがちゃんとあるから、希望をもって練習に励んでほしい。
…以上、あとは見学してて。」
クルっと後ろを向いて、練習に戻った先輩はよほど緊張していたのか、仲間のもとに行って愚痴をこぼして汗を拭いていた。
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小動物もふり隊 - 凄く良いお母さん (2020年5月26日 11時) (レス) id: 7205007716 (このIDを非表示/違反報告)
こたきんぐ(プロフ) - アオさん» そうですありがとうございます! (2019年2月14日 19時) (レス) id: 4d87c6d951 (このIDを非表示/違反報告)
こたきんぐ(プロフ) - ルイナさん» 遅くなりましたが(もう見てるかわからないけど)ありがとうございます!頑張ります! (2019年2月14日 19時) (レス) id: 4d87c6d951 (このIDを非表示/違反報告)
アオ - あの、43話の「目配らせ」は「目配せ」では? (2019年2月14日 12時) (レス) id: 9dc9d79e7e (このIDを非表示/違反報告)
ルイナ(プロフ) - 面白いです続きもとても楽しみにしています!頑張ってください! (2018年6月30日 12時) (レス) id: 29bcf3ece3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こたきんぐ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Kotakinnhu/
作成日時:2018年4月3日 13時