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セットの方へ戻ると、すでに彼はいた。







だけど、ちら、とこちらを見ただけで、他の共演者と話している。






自分から話しかけるのも何かアレだし、…







でも…話しかける以外にこの状況を切り抜ける手段はある?







「…薮くん。」






なかった。







少なくとも、私にはそれ以外考えられなかった。








「薮くん、ふたりきりで話がしたい、です。」


「…ん。分かった。

今日の撮影終わったら駐車場で待ってる。」







プロデューサーに言われたことを忘れていた訳じゃない。






だけど、言わなきゃいけないから。





スタジオの駐車場ならいいでしょ?








地下なんだし。






そんな薮くんはいつもと変わらない笑顔で言ってくれた。







……悲しいほどに、完璧な笑顔で。

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設定タグ:Hey!Say!JUMP , 薮宏太 , 伊野尾慧,有岡大貴   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:瀬奈 x他1人 | 作者ホームページ:なし岡♪  
作成日時:2017年3月15日 20時

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