検索窓
今日:13 hit、昨日:3 hit、合計:20,275 hit

20 ページ20

視線を絡ませ、頬に手を滑らせる。








ゆっくりと整った小さい顔が近づいてきて、唇と唇が触れあう。







これで、撮影は…終わり。








カットがかかって、お疲れ様でした、ってなる。









…はずなのに。



















なかなかカットがかからなくて、私も薮くんも心配になる。









…え、どうしたんだろう。









さすがに、ずっとこのままっていうのも変な気がしたのか、薮くんは身体を離して、抱き締めてきた。








ちょうど耳に吐息がかかる位置で、くすぐったい。









おでこを肩の少し下あたりにくっ付けて、目を閉じる。









…あぁ、この匂い好きだなぁ。









きつい香水の匂いじゃない、柔らかい柔軟剤みたいな匂い。









「…好き。」









耳元で急に囁かれて、驚く。









だけど、それ以上に驚いたのが、台本にはないってこと。









完全に、薮くんのアドリブということになる。









でも…、今は違う。

薮くんじゃない。







涼とハルだから。









だけど、その思いも簡単に崩された。







.









「…Aが好き。」

21→←19



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (32 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
73人がお気に入り
設定タグ:Hey!Say!JUMP , 薮宏太 , 伊野尾慧,有岡大貴   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:瀬奈 x他1人 | 作者ホームページ:なし岡♪  
作成日時:2017年3月15日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。