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「おはよう」



「あ、おはようございます、薮くん」






打ち合わせのスタッフさんを待っている間、あくびを必死にこらえていた私。





はぁ…いつ見てもかっこいいし、アイドルだ…。





「だから、敬語なくそうって言ったじゃん。

それより、眠そうだね」


「え、あぁ…うん、寝るの遅くって」

「そうだよね〜、Aちゃん昨日遅くまで撮影してたもんね」




さりげなく気遣ってくれる、薮くん。






薮くん子供の頃からテレビで活躍していて、ずっとファンです。




が……






公言したら他のファンの方々が怖いので、本人にも言えません。





「おー、薮」


「あ、伊野尾」





遠くなりつつあった意識を戻したのは特徴的な声。





「…伊野尾ちゃん!」





まだ小さかった私がテレビ局で迷ったときに案内してくれた。





この前久しぶりに共演して、ご飯食べに行ったり、連絡先交換したり…






伊野尾ちゃんと出会って、薮くんの存在を知って…。





伊野尾ちゃんは私の恋のキューピッドなのかな…?






「……実ってないけどね、」






楽しく話す二人を横目に小さく呟いた。

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設定タグ:Hey!Say!JUMP , 薮宏太 , 伊野尾慧,有岡大貴   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:瀬奈 x他1人 | 作者ホームページ:なし岡♪  
作成日時:2017年3月15日 20時

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