ぺた恋

どきどき ページ27

やばい、やばいよ〜。
昨日あんなことがあったのに、、、。どうやって海道君に会えばいいの？


ずっと、教室の戸の前でうろうろしてると、


「おはよっ」
海道君！！！


「っ、おはよっ！！！」
びっくりして声が裏返ってしまった！
恥ずかしくて真っ赤だし、、、、。


「ぷははっ、やっぱお前おもしろいな。」


笑って行ってしまった。
余裕だな。


私ばっかり恥ずかしくなって、悔しい。


海道君の背中をずっと見てると、


「おっ、海道おはよ！ん？なんかお前顔赤いな、どうした？」
海道君の友達かな？


ん？顔赤いってもしかして、、、？


「ばかっ、なんでもねーし////]

ちらっと私の方を見た。
私はにやにやしてたから、思いっきり見られた。


私は口パクで
「ばーか」

って言ってそのまま逃げた。
海道君が「おい、待てよっ！」って言ってたけど、今振り返るとまた、こき使わる気がするもん。

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