事件当日 ページ4
遂に今日…亜海ちゃんを片付けようが始まる(ネーミングセンスの無さ)
集まった子は15人くらい。
私が声掛けたこともあってか
《やりたくない》《怖い》《良くないよ》
こんな感じのこと言われた子に無理強いするのも良くないと思い
『大丈夫だよ！』
って言った。
男子は協力する子が多かった気がする。
今日は居ないけど参加はするみたい。
きっと無理やりやったりするんだろうな。
《好かれてる》それだけでいじ めの標的になる。
漫画や小説もそうだった。
やりたくない。
私だって怖い、嫌われたくない。
でもそんなの考えてられない。
姫奈(モブ子だった子です)
姫「そろそろだね！楽しみ！」
この子はやる気に満ちている。
ゆ「梨花これで少しは見てもらえるかもよ？」
結花はきっと、私を思ってしてくれている。
でもやり方を間違えてるよ…
ついに亜海ちゃんが来た。
始まる。
『あっ！亜海ちゃんごめーんっ！』
ザバーｯ
私はあらかじめ用意しておいたバケツの水をひっくり返した。
あ「っ…？！」
驚いてる。そうだよね。ごめんね。
こうするしかないの。ごめんね。
ゆ「ねぇあんた邪魔なんだよね〜ww」
モブ「「そうそうwww」」
ゆ「だからさ？」
ゆ「消えてくれない？www」
亜海ちゃんがこっちを見てる。
私も何か言わなきゃ。言わなきゃ。
『本当に邪魔！王子様達にチヤホヤされて愛されててヒロイン気取りですか〜？』
咄嗟に出てしまった言葉。
私こんなこと思ってたのかな。
どうなんだろう。
でも1度言ったらそうかもしれないという感情が湧いてくる。
私も姫奈ちゃん達と同じ気持ちだったのかな。
それでも、いじ めはダメだよね。
姫「梨花ちゃんよく言うねwww」
ゆ「梨花がこんなに思ってるとは思ってなかっけどwww」
私だって私だって…
あれ？
私って亜海ちゃんの事好きだっけ？
ううん。
そんなことない。
ソウダヨネ？
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作者名：秋桜 | 作成日時：2020年5月10日 23時
