事件1日前 ページ3
私はモブ子ちゃんと話してた。
モブ子「ねぇねぇ梨花ちゃん?」
『どうしたの?』
モブ子「亜海ちゃんって邪魔じゃない?w」
邪魔では無いかな。
あの子がいなければきっとあの人達は笑わない。
あの子が全てなんだろうな。
『んー。どうだろう?』
モブ子ちゃんに下手に嫌われたら怖いから曖昧に濁した。
モブ子「だってさ私達が王子様に話しかけてもあの子がいると無視するし。」
それでも、あの人たちにはあの子が必要。
頭ではわかってるんだよ。
ゆ「何の話??」
モブ子「亜海ちゃん邪魔だよね〜ってww」
私は賛否してないけどね。
ゆ「あ、確かにww」
え?結花もそう思うの?
ゆ「だってあの子いたらみんな努力してるのに見てくれないんでしょ?」
あぁ…そうか…
あの子がいなきゃ私も見てくれるのかな。
でも、でも、
ゆ「王子様6人ともあの子に告ったらしいし。」
あっ…そうなんだ。
そっか。そうだよね。私なんかダメだ。
モブ子「えーっ?!それはないわ!」
ゆ「しかも返事少し待って?ってみんなに言ってるらしいよ?ww」
そんなのどうでもいいんだ。
モブ子「あの子を憎んだりしてる子沢山いるんだよね。」
ゆ「そうなんだww」
あの子はみんなに好かれてるかと思ってた…
モブ子「でね!男子はあの子好きな子多いんだよ!ww」
嫌な予感がする。
きっと次に出てくる言葉は
亜海ちゃん邪魔だし片付けようとかだよ。
ゆ「じゃあさ?あの子いじ めちゃわない?w」
やっぱり。
私は出来ないよ…
でもやらなきゃ嫌われる。
やるんだ。私も。
『いいね!やろやろ!』
ダメなのに。
『じゃあさみんなに声かけとくよ!!』
嫌われたくなくて
『楽しみだね!』
なんて言葉を言っちゃったんだ。
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作者名:秋桜 | 作成日時:2020年5月10日 23時