あの子は ページ14
ななもりside
あの子有栖梨花ちゃんがいなければ亜海ちゃんは犯 されてた
ファーストキスもきっと奪われていた。
何故そこまでして梨花ちゃんは亜海ちゃんを庇うのだろう…
『あの俺思うんだけどさ…』
『梨花ちゃんきっと悪い子じゃないよ…』
根はきっと優しい子なんだ。
じゃないと人の為にそこまでしないだろう。
優しくても人の代わりなんかなりたくもないのが普通だ。
ジ「そうやで!梨花ちゃんきっと優しい子やん。」
梨花ちゃんは俺達が告ったことをしっている。
それを踏まえた上できっと自分からキスされに行ったんだ。
る「梨花先輩きっと僕達の事も考えてくれました…」
り「俺あいつらに亜海ちゃんのファースト奪われてたら恨むと思う…」
そうだよね。
梨花ちゃんだってファーストだったはず。
あ「梨花ちゃん私がされそうになった時庇ってくれたの…」
2人で梨花ちゃんをしていたのは梨花ちゃん自身で連れていったんだ…
こ「じゃあさ?要するに梨花ちゃんは亜海を庇ったわけ?」
さ「なんで庇う必要があったんだ?」
そんなの決まってるよ。
『きっと《女の子》としてされて嫌なことを把握しているんだよ。』
『女の子として大切な人にされたい事でしょ?』
自己犠牲の考えなんだよあの子は。
さ「確かになーくんが言う通りかも…」
さ「てことはさ梨花ちゃん自分のこと後回しだよね?そんなんで大丈夫なの?」
そこなんだよね。
だからこそ
俺があの子を守ってあげたいんだ…
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作者名:秋桜 | 作成日時:2020年5月10日 23時