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第七話 ページ7

「そうだ。そこで、この紅を淡く入れてみな」

「こうですか?」

「うん、いいんじゃねぇの」


今、私は宇髄さんにお化粧を教えて貰っている。

宇髄さんの怪我の手当の際、何故かお化粧の話になり、元々興味があった私は、時々こうして宇髄さんのお世話になっていた。


「物足りなく思うかも知れねぇが、まだ若いんだしこんなもんだろ」

「どうもありがとうございます」


鏡に映る自分を見ると、いつもより少し可愛く見える。

お化粧は自分に自信が持てる魔法のようだった。


「A、今日は何だか雰囲気が違うな」


洗濯物を取り込んで戻ると、ちょうど訓練終わりの炭治郎とばったり会った。
炭治郎の隣で、善逸くんが顔を綻ばせる。


「へぇー!Aちゃんお化粧してるの?普段も可愛いけど、今日は特に可愛いなぁ〜」


それを聞いた炭治郎が、「お化粧?」と怪訝そうに首を傾げる。


「うん。宇髄さんに教えて貰ったんだ」


炭治郎に気づいて貰えたことが嬉しくて、頬が熱くなる。

その夜、私が寝泊まりしている部屋に炭治郎がやって来た。

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青野ゆあん(プロフ) - 尊い…//ヤバい…//なんかしっくり来る… (2021年10月4日 22時) (レス) @page23 id: a96dc153b8 (このIDを非表示/違反報告)
都和(プロフ) - とんでもねえ炭治郎だ…// (2021年3月31日 18時) (レス) id: a1083db659 (このIDを非表示/違反報告)
- とても良いお話でした。 キュンキュンしました。 (2021年1月20日 15時) (レス) id: be9c31a95d (このIDを非表示/違反報告)
まるた(プロフ) - 楓さん» 癒されましたか…!ヾ(●´∇`●)ノきゅんきゅんしていただけて本当に嬉しいです(*´ω`*)伝えてくださってありがとうございます! (2021年1月12日 20時) (レス) id: cd00dc408e (このIDを非表示/違反報告)
- テンポよくとても読みやすかったです。炭治郎に大切に想われていて、きゅんきゅんしました。とても癒されました。 (2021年1月10日 20時) (レス) id: d75e1d7ff0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まるた | 作成日時:2021年1月5日 22時

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