文ストの世界にトリップした少女 (ページ4)

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プロローグ３ページ4

シリアス有り

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初めて見た今の自分の体は

硝子細工みたいにキラキラ光輝いていて

とても綺麗だった

触れてみたくって

触りたくて

手と手を合わせると

すり抜けてしまった

『……あれ？』

ニーリィ「嗚呼、多分触ろうとしたって無駄だよ

先程も言ったように君は魂だけの存在

だから物をすり抜けてしまうんだ」

ニコニコしながらニーリィは云った

『へぇ、そうなんだ～

幽霊みたいな？』

ニーリィ「確かに、君たちの世界では

そう呼ぶね」

『やっぱり

じゃあ、ホントにボクは死んだんだね…。』

ニーリィ「………。」

『ねぇ、

次の世界ではボク、

ちゃんと愛されるかな？』

そう言って大丈夫な事を伝えるために

笑ってみる

大丈夫、

多分大丈夫だから

そんな顔しないでよ

『哀しんでくれてるの？

有り難う

ボクなんかの為に哀しんでくれて』

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ニーリィside

彼女はとてもキラキラした目で

とっても綺麗な

硝子細工みたいな手に触ろうとしたみたいだけど無理だったみたい

手が彼女の手をすり抜けてしまっていた

其の時にしていた顔が(´・ω・`)みたいな顔で

ついつい笑ってしまった

ニーリィ「嗚呼、多分触ろうとしたって無駄だよ

先程も言ったように君は魂だけの存在

だから物をすり抜けてしまうんだ」

さっきの顔が忘れられなくって

可愛くって

笑いながら云った

『へぇ、そうなんだ～

幽霊みたいな？』

ニーリィ「確かに、君たちの世界では

そう呼ぶね」

『やっぱり

じゃあ、ホントにボクは死んだんだね…。』

何も…言えなかった。

そうだよ、だとか何時もは言って居たのに

『ねぇ、

次の世界ではボク、

ちゃんと愛されるかな？』

そう言って彼女は寂しそうに笑った

『哀しんでくれてるの？

有り難う

ボクなんかの為に哀しんでくれて』

お願い、お願いだからそんなこといわないで

ボクなんかって言わないでよ

ニーリィ「大丈夫！

元々生まれる予定だった世界では

君は沢山の人々に愛されていたんだよ！」

『ホントに？』

そう言うと彼女は嬉しそうに笑った

ニーリィ「やっと笑った」

彼女がきょとんとした顔になった

ニーリィ「処で君が死んだ世界での

君に関する記憶はどうする？

残す？消す？」

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