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のちのサクラバさんたち 11 ページ36
「固まってないで、その優秀な頭脳で、今までの事振り返って、擦り合わせてみてよ。」
「ええっ？？？」
「何で、繋がらないのよ。にのちゃんのラブアピールは届いてないの？」
「な、無い。ごめん。」
「はぁ？最近頑張ってたんだけど？」
「え？何を？？」
「やっぱ、力ずくじゃないと気付かないのかな。
相葉さんみたいに、色落とししなくちゃ。」
「な、何触ってんの？」
「だから、翔さんが好きなんだって。
もう、色気ないな。」
ガバッと身体を起こして、にのを降ろす。
「もしかして、ちゅうしてって、俺としたかったの？
俺が大野さんとしたから、取り返したかったのではなく？」
「やっと繋がった？」
「ご、ごめん。」
「それは、何に対して？」
「気付かなくて、ごめん。気持ちにも応えられなくて、ごめん。
にののこと、好きだけど、抱いたり出来ない。」
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作者名：こすけ
| 作成日時：2018年9月18日 13時
