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のちのサクラバさんたち 7 ページ32
「にの。」
「あー、いばさん。」
「どうしたの？二日酔い？」
「ちょっとだけ、ね。」
「あ、これあげる。水とレモンキャンディ。
飴は総務の子に貰ったやつだけど。」
「ども。」
「ねぇ、金曜日、うち来る？」
「…行って良いの？」
「にゃはは、良いよ。こっちが誘ってるんだから。」
「でも、俺、翔さんにベタべタするよ？
嫌じゃないの？」
「嫌だよ。でも、にのの気持ちは分かるから。
独占したいけど、我慢するから。
一緒に飲もう。」
そう言うと、爽やかスマイルで去って行った。
何だよ、愛されてる余裕ってやつですか？
翔さん。何で、俺は翔さんが良いのかな。
翔さんじゃなくちゃ嫌なんだ。
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作者名：こすけ
| 作成日時：2018年9月18日 13時
