俺の彼女はとにかくモテる ８

遠く感じる宿舎［ V ］ ページ33

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今日はユンギヒョンが体調不良で
宿舎に先に帰ってヌナが来てくれるって




撮影が終わった順に
宿舎に帰っていくんだけど今日は俺が最後




ヒョンも心配だけど、
Aヌナにも早く会いたくてもどかしい



スタッフ「 はいOKでーす！ 」



ようやく最後の俺の撮影が終わって
携帯を確認するとジミナからメッセージ



ん？メッセージじゃなくて写真？



そこには美味しそうな料理
…もしかしてヌナが作ったの？



すぐにジミナに電話をかける、と



「 もしもし、テヒョン？ 」



出たのはAヌナ



「 ヌナ？まだ宿舎にいる？ 」



「 うん！テヒョンの分のご飯作って待ってるから早く帰ってきてね(^^) 」



「 わかった！すぐに帰るからね！ 」



「 じゃあ、気を付けてね 」




かわいい、めちゃくちゃかわいい



電話が切れたあとも
胸がキュンキュンしてる



早く帰ってきてね、だって



気持ちばっか焦って
宿舎までが遠く感じる



ようやく宿舎に着いて玄関を勢いよく開ける
そこには小さなヌナの靴が可愛く並んでる



キッチンまで走っていくと
会いたかったAヌナがいた



「 ヌナ！ 」


「 わ、テヒョン！おかえりなさい(^^) 」


「 ただいまヌナ〜！！ 」



おかえりなさいって笑顔で言うヌナは
誰よりもとびきり可愛くて抱き締めると
いつも控えめに手を回してくれる




「 もうすぐ出来るから座って待ってて 」



「 やだ、ここにいる 」



「 ふふ、もう出来るのに？ 」



「 だってヌナみんなの分作ったんでしょ？帰ってくる順番に、」



JM「 ジョングクなんて２回おかわりしたからね 」



いつの間にジミナもキッチンに



「 わたしは大丈夫だよ？みんなのご飯作るの楽しかったし美味しいって言ってくれるの嬉しかったし 」



ヌナはいつだってキラキラした笑顔で
周りを明るくする力を持っている




そんなヌナの笑顔をみると
胸が痛いくらいに好きだなって





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