俺の彼女はとにかくモテる ５

感じない寂しさ［ SG ］ ページ4

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ツアー始まってからもう結構経つけど
未だにあいつから寂しい気配を感じない



JM「 ヒョン…また食べてないじゃないですか… 」



食欲もなくなってきて
何かしてないとAのこと考え過ぎてダメになりそうだから、とにかく曲作りをした



コンサート中は考えなくて済む
あとはそれ以外を全て作曲に



ろくに寝れなくなって飯も食えない
マネヒョンから毎日怒られて
他のメンバーも心配そうな表情



とうとう点滴を打たないと
ステージに立たせてもらえなくなった



RM「 ヒョン、さすがにやばいって 」


JM「 僕がヌナに連絡しようか？ 」


「 …いいって 」


JM「 でも… 」


「 いいって言ってんだろ、大丈夫だって 」



本当は全然大丈夫じゃない

すぐに会って抱き締めて俺のだって安心したい。それくらいEXOの先輩相手に不安が募る



分かってる
ベッキョニヒョンは俺がいないところで
Aに手を出すような卑怯な事はしない



分かってるけど、じゃあAが俺じゃないEXOのメンバーを好きになったら？



また不安に押し潰されそう
だから何かしてないと………



V「 ヌナにメッセージ返してないの？ 」



コンサート会場から
ホテルに戻るバンの中で
テヒョンが少し怒った顔をしている



「 …なんで？ 」


V「 ヌナが、ヒョンのこと気になってる感じだったから 」


「 あいつが俺に聞けばいいじゃん 」


V「 だからヌナに返信してないんじゃないの？ヌナ、多分元気ないよ 」




静かになる車内



俺が悪いの？俺だけのせいなわけ？



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