俺の彼女はとにかくモテる ２

声が聞きたい［ SG ］ ページ20

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ジニヒョンもたまにはヒョンらしいことを言う



いつもはふざけてるけど不意にしっかりとした意見を真剣に言ってくれることがある




今回もそうだ



ヒョンに言われたことは言われなくても分かってたつもりだけど改めて言われると胸が痛い



「 ヒョン、…ありがと 」


JN「 はやく付き合って連れこいよ。みんな会いたがってるし、なんなら僕も会いたい 」



至って真剣な顔で言うジニヒョン



なんで会いたいんだよって思うけど他のメンバーも何故かAを気に入ってる



メンバーでこれなんだから職場の男とかいたらまじでみんな好きになるんじゃねえの？



…明日ちゃんと電話してくれるのかな



さっきまで一緒にいたのに
声が聞きたくて仕方ない



こんなに誰かを気になることなんて
この先一生無さそうなんだけど( 苦笑 )



真剣に話してたジニヒョンは
いつのまにか寝てる


とりあえず明日電話来なかったら
俺から電話すればいいか…


むしろ朝になったら電話する？



JM「 ヒョン、寝れないの？すごい眉間にシワ寄ってるけど 」



間空けて隣の席のジミンが
今にも寝そうな顔で聞いてくる



「 いや、寝る 」


JM「 さっきはごめんね、ヌナにはやく気持ち伝えられるといいね 」


「 ああ、いいよ別に 」



ジミンの垂れてる目が今にも閉じそうで
おやすみヒョンって小さく呟くと
ブランケットを深くかぶって目を閉じた。



…はあ、俺も寝よう



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