伝わる緊張感 ページ17
-
「 わっ！び、びっくりした 」
引っ張られたわたしの手はそのままユンギくんの手の中に
握られた手は映画館の時とは違くてユンギくんから緊張感が伝わる
SG「 …座って 」
心なしか声も小さくなったような気がする
言われた通り座っても
また黙り込むから何だか不安になってきた
なんか良くない事でも言われるのかな…
はあ、と心の中でため息をついた瞬間
ユンギくんが握っていた手に力を込めて
SG「 お前のこと、 」
そう言った瞬間に部屋に鳴り響く携帯の着信音
舌打ちをしたユンギくんが電話に出ると
分かった。すぐ行くと言って電話を切った
「 お迎え？ 」
SG「 ん、Aん家だからあまり長く外で待つ事が出来ないからもう行かないと 」
「 わたしの家だから？ 」
SG「 記者とか他のファンにバレたら危ないから 」
そ、そうだよね…( 汗 )
ユンギくんの一言にやっぱり住む世界が違う事を実感する
握られていた手は離されてユンギくんは帰る準備をしているけど…
さっき言いかけた言葉はなんだったんだろう
気になるけどもう行かないといけない
下まで一緒に行きたいけど、誰かに見られたら良くないし玄関でユンギくんを見送ることに
さっきまで黙り込んでいたのにもう普通に話すし変でもないから余計になんだったのか気になるけど至って本人は気にしてない？のかな？
靴を履いて立ち上がるユンギくん
「 今日は来てくれてありがとう(^^)お仕事頑張ってね！ 」
SG「 俺の方こそうまいもん食えたし、ありがとな 」
そう言いながらユンギくんがわたしの頭に優しく手を置いて
SG「 いつでも連絡して、些細なことでもいいよ。…俺も連絡するから 」
目尻が垂れるほどの笑顔にわたしの心は完全に恋に落ちていて
思わず"好き"って言いそうになるくらい…
正社員になれたかどうかちゃんと連絡しろよって言い残してユンギくんは仕事に向かった
-
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 984人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぺこ(プロフ) - ユンギ推しさん» そんな勿体無いお言葉TT嬉し過ぎます〜！！TT無気力君主３はまだ更新をしていないので更新したら全体公開にします＊もう暫くお待ちください＾＾ (2019年11月25日 22時) (
レス) id: cdf6bc3647 (このIDを非表示/違反報告)
ユンギ推し - ぺこさん» このお話、私が中でいちばんすきなんですよ！！あ、あと、無気力君主3がパスワードがかかっていて見れないんですがどうしたらいいですか？ (2019年11月25日 22時) (レス) id: e512c5d2f6 (このIDを非表示/違反報告)
ぺこ(プロフ) - ユンギ推しさん» いつもコメントありがとうございます！実はめちゃくちゃ嬉しいです＊遂に！遂に！お付き合いしました！おめでとうございますー！！これからも溶けるくらいにデレデレのユンギさんに溺愛されるのでこれからもよろしくお願いします◎ (2019年11月25日 0時) (レス) id: cdf6bc3647 (このIDを非表示/違反報告)
ユンギ推し - つ、ついに付き合ってしまったぁぁー！溶けるくらい甘くて可愛いユンちゃんサイコーです！楽しみです！ (2019年11月24日 21時) (レス) id: e512c5d2f6 (このIDを非表示/違反報告)
ぺこ(プロフ) - 名無し24407号さん» ありがとうございます＾＾妄想くらい今をきらめくアイドルに取り合ってもらうのもいいかなって思いまして笑この先もずーーっと甘々のユンちゃんです！良ければこの先もお付き合いお願いします＊ (2019年11月14日 20時) (レス) id: cdf6bc3647 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ハチ
| 作成日時：2019年9月16日 21時
