もう一つの作戦 森 ページ40
森「いやあ、真逆彼処までとは思わなかったなあ。」
尾崎「全くじゃ。あの子供が彼処まで頭が切れるとは思わなんだ。」
森「違うよ。其れも重要だけど、もう一つの方だ。」
そう。もう一つ。
あの子供の事以外でもう一つ、考えていなかったことが起きた。
島崎藤村…………。
何回か服を仕立てて貰うために行った、島崎呉服店の店主。そして、組織の裏切り者に騙されていた可哀想な世間知らずの箱入り息子だった彼。
其の彼が異能力を持っていたとは…。其れも、ポートマフィアにはいない、どんなものでも通り抜ける、透過の異能力。
いや、本人が気付いていないだけで、使い道は未だあるようだ。
森「……彼と川端君が、この戦いの鍵となりそうだねえ…。」
尾崎「?……先刻から何を言うておるのじゃ。」
エリス「一人でニヤニヤするリンタロウ気持ち悪い!」
森「酷いよエリスちゃん!!でも可愛いから許す!!」
エリスちゃんと尾崎君は、若干の呆れを浮かべた顔で移動した。
森「川端君、島崎店主。少し良いかい?」
川端「チッ……中原殿、呼び出しを喰らいましたので、失礼します。」
島崎「あ、はい。」
もう一つの作戦を、開始するとしよう。
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珈琲牛乳(プロフ) - そういっていただけるととても嬉しいです!私は慈さんの言葉選びのセンスが好きです!島崎さんや川端さんを存じているということは、本が好きなのでしょうか? (2017年2月3日 20時) (レス) id: f306460e6f (このIDを非表示/違反報告)
慈(プロフ) - 珈琲牛乳さん» 何時も読ませていただいてます!珈琲牛乳さんの作品のお陰で、谷崎くん好きになったんですよ!本当に感謝しかないです! (2017年2月3日 20時) (レス) id: 83ed2febe6 (このIDを非表示/違反報告)
珈琲牛乳(プロフ) - 慈さん» おお!谷崎君はあまり出てくることが無いので嬉しいです!!もしかして作品を見ていただいてるのでしょうか?ありがとうございます! (2017年2月3日 20時) (レス) id: f306460e6f (このIDを非表示/違反報告)
慈(プロフ) - 珈琲牛乳さん» あああ有難う御座います!!真逆大好きな作者様にコメントしていただけるなんて…!!此れからの話では谷崎くんが出てくる予定です!頑張りますね!! (2017年2月3日 19時) (レス) id: 83ed2febe6 (このIDを非表示/違反報告)
珈琲牛乳(プロフ) - 島崎さんが呉服屋さんっていう設定が素敵ですね!更新頑張ってください! (2017年2月3日 19時) (レス) id: f306460e6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:コシカヴァローナ | 作成日時:2017年1月6日 15時