愛され男性声優さんです。【男主】 3

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次の日
少し早めに起きたけど、久しぶりにしっかり寝れたようだった。
朝ご飯を食べてゆっくりしていると、マネージャーから迎えの連絡が来た為家を出る。




エントランスから出ようとしたときに、自分のポストに一通の手紙のようなものがはみ出ていた。

見覚えのあるその手紙に、心臓が跳ねた気がして
すぐにその手買いを確認した。


中身は、無数の自分の写真で
昨日の帰り道の写真がたくさん入っていた。最後にはマネージャーや花江さんの顔がしっかり映っている写真も入っていた


確認していたら一枚の紙がスルッ手から落ちていった。
落ちた紙を見てみると









油断したら駄目だよ。









そのメッセージを見て、腹の底から何かせりあがってくる感覚がした。

落ちた紙を拾って、自分の部屋に戻る。
すると急に吐き気がして急いでトイレに駆け込んでいった。


よくわからない感覚になって、もう恐怖で頭が真っ白になっていた時に
すると、インターホンの音が聞こえてきた。



恐ろしくてトイレに蹲っていると、スマホから着信が入る。
見てみるとマネージャーからだった。


震える手で電話に出る。




マネ「もしもし？西野さん？起きてますか？お迎えに来ましたけど…」



「…起きてる…起きてるけど…ちょっと待って、今玄関開けるから…。」





何とか立ち上がり、フラフラしながらも玄関に向かい鍵を開ける
マネージャーは玄関を開けてすぐ、僕の様子を見てびっくりしていたが、訳を説明すると背中を撫でて「大丈夫ですよ」と言って落ち着くまでそばにいてくれた。






何分かして、マネージャーは今日の午前の仕事をお休みにしようと言って電話をしてくれた



マネ「西野くん、午前のお仕事はお休みにできましたので事務所に行きましょう。」



「…うん。」



マネ「たぶんこれは警察沙汰になりますし、いろいろこれから大変だと思うんですが…僕もちゃんと支えます。」



「…ありがとう。」




マネージャーと一緒に事務所に行き
今日届いた手紙を見せるとすぐに警察に連絡することになった。


警察に相談したところ、自宅付近の見回りの強化ぐらいしかできないとのことだった

そして、今までは仕事の送り迎えだけだったのをこれからは移動時にもマネージャーが送迎してくれることに決定した。

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