愛され男性声優さんです。【男主】 3

ゲーム ページ32

※石＝石川由依



「花江さん…。」


花「どうしたの？」



ある日、収録の休憩中に隣に座っていたAから深刻そうな顔で声をかけられる。
以前のことがあってすぐだからここっちも何かあったのかと心配になって
優しく声をかける。



「あの、相談がありまして…。」


花「うん、言ってごらん？」



目を伏せがちにどこか言いにくそうにしているA
周りの人たちもすこし気を使ってか静かになってて、Aの言葉を待つ。



「あの…、一緒に、ゴットイーターやりませんか！…」



花「……ん？」



「いや、あのやりたいなーって前から思ってたんですけど、絶対一人じゃできないから…花江さんと一緒なら教えてもらえるかなーって…思ったんです」



深刻な顔してゲームの誘いをしてくるやつがいるか？？？
いやいない(真顔)
と言うか何だこの可愛さは、心配して損はしたけど
照れてるA見れてそれは良しとしよう。(真顔)





木「いやいや！ゲームの誘いにそんな深刻そうな顔しないでよ！！」



石「そうだよ!めっちゃ心配したじゃん！！」




「え？？…え？なんかすみません…え？」



佐「いや、本当にびっくりしたわ！！」



「えぇ！？そんなに深刻そうでした…？」



花「正直また何か心配なことがあったのかと思った…笑」




「なにもないです…笑すみません…笑」




佐「笑ってるじゃん!!笑」



木「も〜〜笑 まぁ、何もないならいいけど笑」



石「結果オーライですね…笑」




「なんか…すみません笑」



花「んで？ゴットイーターやりたいの？笑一緒にやるのはいいよ笑」




「本当ですか…！フフッ笑じゃあ今度switch持ってきますね」



ムフフという効果音が付きそうな笑顔で楽しそうにしているA
いや、本当に心配したんだから〜しょうがない子だなぁって思いつつ
隣に座っているAの頭を撫でてあげる。



「なんですか…ちょ、今子供っぽいとか思ってます…？」




花「そんなことないよ〜一人でゲームできなくてもそう思ってないよ〜」




「絶対思ってますよね…笑」

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