不気味な手紙。 ページ1
ある日。
夜遅くに帰宅すると、ポストに手紙が入っていた。
「なにこれ。」
部屋についてからその手紙を開けると
殺す
怖くなって思わず手紙を閉じてしまった。
一言、たった一言書かれていただけなのにその瞬間、恐怖で埋め尽くされて
何もかもが怖くなってしまい
すぐにカーテンを閉めて、鍵がかかってることも確認して
部屋の中をウロウロしていた。
「どうしよう…。」
恐怖心は収まることなくどんどん黒く渦巻いていく
気が付いたら携帯を耳に当てていて、電話の発信音
花「もしもし?A?どうした?」
電話からは花江さんの声が聞こえてきた。
「は、花江さん…。」
上手く声が出なくて、必死に出した声は震えていた。
花「どうした?なんかあった?」
すぐに異変に気が付いてくれた花江さんは優しい声で「落ち着いて、大丈夫だよ。」と声をかけてくれる。
数分後少しだけ落ち着いてから、先ほどのことを説明する。
花「怖かったね、大丈夫だから。今から迎えに行くから今日は俺の家おいで?」
「でも、花江さん危ないよ…」
花「大丈夫、Aを一人にする方が心配だよ、迎えに行くから明日の準備しておいて?」
「うん…。」
落ち着いたとはいえ、まだ焦っているからか無意識に花江さんに対して何時ものように敬語で喋ったりとかできなくてちょいちょいタメ口になってしまっていた
なんとか明日の持ち物と着替えだけ用意して花江さんの迎えを待つ。
するとまた花江さんからの着信。
花「もしもし?今家の前。出てこれる?」
「今行きます。」
花「怖いかもしれないんだけど、その手紙も持ってこれる?明日一緒に事務所行こう?」
「わかりました。」
外に出ると花江さんが待っていてくれた。
そのまま何処にも寄らずに花江さんの家に向かって行く
家に着くといつものように奥さんが出迎えてくれて、あったかい飲み物を出してくれる。
花「今日はあっちの部屋で一緒に寝ようか?」
「一人で寝れるので花江さんはいつもの場所でいいですよ?」
花「俺が心配なの!」
「…すみません。」
花「俺は大丈夫なんだから、謝らないで?」
「はい…。」
その日はお風呂に入って花江さんと同じ部屋に布団を並べて寝ていたが、全然寝付けなくて結局その日は朝まで起きていた。
朝起きた花江さんにすぐ気付かれたけど。
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ふとん - すみません 紀章さんの漢字間違っています。 (2021年3月12日 17時) (レス) id: 13571865d2 (このIDを非表示/違反報告)
コシヒカリ(プロフ) - 音さん» そんなことはないですよ!褒めてもらえるのは素直に嬉しいです(⌒∇⌒) (2020年8月16日 22時) (レス) id: 2f5d8097a4 (このIDを非表示/違反報告)
音 - すいませんすいませんほんっとごめんなさいまじでキモいですよね…。 (2020年8月14日 21時) (レス) id: 981305fe40 (このIDを非表示/違反報告)
音 - コシヒカリさん» ゑ?かぁいいですねぇ!!!!! (2020年8月14日 9時) (レス) id: 981305fe40 (このIDを非表示/違反報告)
コシヒカリ(プロフ) - 音さん» ヘヘ~照れちゃいますね〜(〃▽〃)フフッ (2020年8月13日 21時) (レス) id: 2f5d8097a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:コシヒカリ | 作成日時:2020年7月24日 23時