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キングの案内と破壊の痕跡を頼りに、敵を追跡すること数分。
痕跡を辿った先に、二人は大きな広場を見つけた。
警戒しながら侵入する二人。
広場の中央までやってきたところで、突然大きな高笑いが聞こえてきた。
「クフフフフ、アーッハッハ…！」
「っな、なんだ！？」
「キング、あそこ！」
そこには、大勢の人間を侍らせながら優雅にベンチを占拠する怪物__デーボモンスターの姿があった。
「…はぁ、やっとですか。待ちくたびれてしまいましたよ」
やれやれ、とでも言うような仕草をしながらワイングラスを傾けるモンスター。
余裕そうな態度のモンスターにソウジが噛み付く。
「街の人達を弄んでおいて…何が目的だ！」
「ふん。貴方達のような幼稚な猿に話す事などありません」
「っ…！」
「ソウジ、落ち着け」
モンスターの挑発的な言葉にカッとなりかけたソウジを、キングは冷静に静止した。
「さっき戦ってた時からずっと、ヤツは手の内を明かしてねえ。
何してくるかわからねえ相手だ。気をつけろよ！」
「…わかった。ブレイブ・インッ！」
『ガブリンチョ！ザクトール！』
「キョウリュウチェンジ！」
どうにか落ち着きを取り戻したソウジは、先程とは別の獣電池をセット。
軽快な音楽と共にステップを踏み、掛け声と共に姿を変化させる。
「斬撃の勇者。キョウリュウグリーン！」
緑のスーツに身を包み、ソウジは口上をあげて武器を構えた。
「行くぞ、ソウジ！」
「ああ！」
勢いよく走り出した二人に対し、モンスターは指をパチンと鳴らす。
すると、周りに控えていた人間達が一斉に彼らに向かっていった。
なおも動こうとしないモンスターは、自分の代わりに人間に戦わせることで、優位性を保ったまま二人を倒そうとしているようだ。
「くっ…卑怯だぞ！」
圧倒的な物量の前に、さしもの二人もなす術がなく。
取り囲まれたキングは思わず声を張り上げる。
そんな彼らを嘲笑い、モンスターは嘯いた。
「ソレは所詮、使い捨ての木偶の坊。
代わりはいくらでも調達できますからご安心を。
…ふむ、貴方達程度ならソレで充分でしょう。
私は優雅にバカンスを楽しむとしましょうか！」
邪悪な笑い声をあげるモンスターの言葉は、正に悪魔だった。
「それ以上街の人達を侮辱するな！皆、頼む！
目を覚ましてくれ…！」
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阿伸メトリ(プロフ) - YUKIさん» 投票確認致しました。ありがとうございます！ (4月29日 7時) (
レス) id: 958f0a5e6a (このIDを非表示/違反報告)
YUKI(プロフ) - コメント失礼します！アンケートは�，離屮鵐屮鵑�見たいです！！いつも楽しく見させてもらってます！頑張ってください！ (4月28日 10時) (レス) @page44 id: 5825403805 (このIDを非表示/違反報告)
阿伸メトリ(プロフ) - さーやさん» 投票確認致しました。ありがとうございます！ (4月27日 17時) (レス) id: 958f0a5e6a (このIDを非表示/違反報告)
さーや(プロフ) - コメント失礼します。アンケートは�，硫ζ擦離屮鵐屮鵑�見てみたいです。更新楽しみにしています。頑張ってください。 (4月27日 12時) (レス) @page44 id: e67a2619ed (このIDを非表示/違反報告)
阿伸メトリ(プロフ) - 紫音さん» ありがとうございます！投票、確認させて頂きました。楽しんで頂けているみたいで、すごく嬉しいです！自分と相談しながら、この調子で頑張ります！ (4月27日 8時) (レス) id: 958f0a5e6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：阿伸メトリ | 作成日時：2024年1月10日 20時
