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「立風館君、やっぱり笑ってる…！
相変わらずの顔面国宝…眩しい」
「まってまじむり供給過多でし んじゃう」
「くっそ、これだから無自覚イケメンは…絵になる分余計に腹立つぜ…」
破壊力バツグンな彼の笑顔に阿鼻叫喚の女子たち、それを悔しそうに眺める男子たち。
その火種であるソウジすらも、そんな彼らの様相に呆然とするしか出来なくなっている。
「…どういうこと…？」
転校生と同等の一大事に、クラスメイトたちは三者三様に騒ぎ立てていた。
「………ふーん、そうなんだあ。
…ッチ」
ただ一人を除いては。
ーーー
「…なんなのアイツ…ポッと出の癖に」
放課後。友人と共に帰路についていた彼女は、イラついた様子で溢していた。
「どしたの？なんか、やけに荒れてるけど」
「…例の転校生でしょ。ほら、噂の」
「あー、それで…それは荒れても仕方ないか」
学校一のイケメンと名高いソウジは、「本命泥棒」の異名をつけられるほど、恋人の座を狙っている女子が多いという。
彼女もそのうちの一人であり、虎視眈々と隙を窺っていたが…。
突然の邪魔者の出現に、朝からやきもきしていたのだ。
「ああもう、よそ者は引っ込んでればいいのに！
ほんっとに生意気！ムカつく！！何よ『大事な人』って…！」
「あはは…こりゃ重症だ…」
恋路を邪魔する不届者を思い出し、彼女は苛立ちのまま悪態を吐く。
ギリ、と奥歯を噛み締めて吐き捨てた彼女に、友人たちは苦笑いを浮かべた。
そうして、三人がゆっくりと歩みを進めていると。
ドオン…
…キャアアア！！
突然、炸裂音と耳をつんざくような悲鳴が辺りに轟いた。
「えっ、何事っ！？」
「爆発…ってアレ！」
友人が指を差した先に見えたのは、人ならざるナニカ。
最近巷を騒がせている化け物の姿だった。
『ヌル、ヌルッ』
「うそ…」
「っ…とにかく、アタシたちも逃げよ！」
「そ、そうだねっ」
「………。」
とはいえ、実物と相対するのはこれが初めての彼女たち。
人々の悲鳴や街並みが破壊されていく光景は、あまりにもショッキングで。
迫ってくるそれらを前に、友人の一人がへたり込んでしまう。
「ちょ、大丈夫！？」
「っ…私はいいから、二人は先に！」
「んなこと出来るわけ、ひっ…！」
問答の間にも、どんどん脅威は近付いてくる。
遂に目前にまで迫った化け物の群れに、彼女たちは思わず目を瞑った。
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阿伸メトリ(プロフ) - YUKIさん» 投票確認致しました。ありがとうございます！ (4月29日 7時) (
レス) id: 958f0a5e6a (このIDを非表示/違反報告)
YUKI(プロフ) - コメント失礼します！アンケートは�，離屮鵐屮鵑�見たいです！！いつも楽しく見させてもらってます！頑張ってください！ (4月28日 10時) (レス) @page44 id: 5825403805 (このIDを非表示/違反報告)
阿伸メトリ(プロフ) - さーやさん» 投票確認致しました。ありがとうございます！ (4月27日 17時) (レス) id: 958f0a5e6a (このIDを非表示/違反報告)
さーや(プロフ) - コメント失礼します。アンケートは�，硫ζ擦離屮鵐屮鵑�見てみたいです。更新楽しみにしています。頑張ってください。 (4月27日 12時) (レス) @page44 id: e67a2619ed (このIDを非表示/違反報告)
阿伸メトリ(プロフ) - 紫音さん» ありがとうございます！投票、確認させて頂きました。楽しんで頂けているみたいで、すごく嬉しいです！自分と相談しながら、この調子で頑張ります！ (4月27日 8時) (レス) id: 958f0a5e6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：阿伸メトリ | 作成日時：2024年1月10日 20時
