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どうにもならない現状に、ガックリと肩を落としたノっさん。
そんな彼を見て流石に不憫に思ったのか、ソウジはその肩に手をおいた。
「頑張って、ノっさん。いいことあるよ」
「…たはは…頑張るよ…」
最年少に慰められた最年長は、もう笑うしかなかった。
ノっさんのブルーな心境を知ってか知らずか。
ソウジは頷くことで話題を断ち切り、すぐに話し始めた。
「斬撃の勇者、キョウリュウグリーン。立風館ソウジ。
Aさんと同じ高校生だよ。よろしく、Aさん」
「うんうん、やっとだね。よろー！
てか高校生だったんだ、もっと年上だと思ってたわ。何歳？」
「今16歳」
「え、タメじゃん！すっご、こんな偶然あるんだ。
めっちゃエモくね？」
「…確かに、すごい確率かも」
ロマン溢れるシチュエーションに、Aのテンションは上がっていた。
年相応な彼女の姿に、ソウジはふと浮かんだ疑問を口にする。
「ちなみにだけどさ。
Aさん、学校とかってどうしてるの？」
「ん、なぜに」
「ああ…深い意味はないんだけど。
同い年なら学校もあるだろうし、勉強とか大丈夫なのかなって。ちょっと気になってさ」
「あーね、そういう。…確かに、クソほど忙しくてそんな暇なかったわ。
トリンがキミらの修行にかかりっきりだった時とか、ほぼワンオペだったし」
彼の言葉にAは何かを思い出したらしい。
少しだけ眉を顰めてため息を吐いた。
「あれは流石に死ぬかと思ったよね…。
やっぱ、さっさと義務教育終わらせといて正解だったわ」
「えっ？…それって、どういう…」
彼女の突然の爆弾発言に、流石のソウジも動揺を隠せず口を開ける。
「飛び級して、先に卒業の資格だけもらっておいたん。
何が起きるかわかんなかったし、保険にね」
「ええ…」
とんでもないことを言っている自覚がないのだろうか。
あまりにもさらりと話す彼女に、ソウジはさらに困惑していた。
「でもま、これからはウチも一人じゃないし！」
そんな彼の様子を気にも止めず、Aは嬉しそうに続ける。
「皆が日本にいるおかげか、海外に湧くデーボス軍も減ってきててさ。
結構余裕もできたし、高校からは復学するつもりなんだよね！」
中学で出来なかった分青春するんだ！と、彼女は心底楽しそうに笑っていた。
いまだ考え込んでいるソウジだったが、彼女が良いならそれでいいか、と考えを放棄するのだった。
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阿伸メトリ(プロフ) - YUKIさん» 投票確認致しました。ありがとうございます！ (4月29日 7時) (
レス) id: 958f0a5e6a (このIDを非表示/違反報告)
YUKI(プロフ) - コメント失礼します！アンケートは�，離屮鵐屮鵑�見たいです！！いつも楽しく見させてもらってます！頑張ってください！ (4月28日 10時) (レス) @page44 id: 5825403805 (このIDを非表示/違反報告)
阿伸メトリ(プロフ) - さーやさん» 投票確認致しました。ありがとうございます！ (4月27日 17時) (レス) id: 958f0a5e6a (このIDを非表示/違反報告)
さーや(プロフ) - コメント失礼します。アンケートは�，硫ζ擦離屮鵐屮鵑�見てみたいです。更新楽しみにしています。頑張ってください。 (4月27日 12時) (レス) @page44 id: e67a2619ed (このIDを非表示/違反報告)
阿伸メトリ(プロフ) - 紫音さん» ありがとうございます！投票、確認させて頂きました。楽しんで頂けているみたいで、すごく嬉しいです！自分と相談しながら、この調子で頑張ります！ (4月27日 8時) (レス) id: 958f0a5e6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：阿伸メトリ | 作成日時：2024年1月10日 20時
