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一段落したところで言葉を切ったAは、改めて五人に目を向けた。
「ウチはこんなもんかな、次はキミらの番ね。
…てか、クリームソーダの人ですらここまで名前知らないできてたんだ。なんかウケる」
「気にしてる場合じゃなかったから仕方ないよ。
…全然違和感も無かったし、俺も忘れてた」
そんな状態で10分以上も会話を続けていた事実に、二人はなんとも言えない顔で笑う。
二人と一緒になって苦笑しつつ、アミィは残りの面々を見渡した。
「それじゃあ、名乗りの順番でいきましょうか」
「わかった。俺からだな！」
視線を受け取ったキングは身を乗り出し、Aに手を差し出した。
「牙の勇者、キョウリュウレッド！桐生ダイゴだ！
皆からはこの通り、キングって呼ばれてるぜ。
これからよろしくな、A！」
「うっす、よろ！
…って…桐生で"キング"…もしかして、ダンテツさんとこの…？」
その苗字に聞き覚えがあるらしく、Aは首を傾げた。
馴染みのある名前が彼女の口から出てきたことに、キングは目を丸くする。
「ああ、そうだ！Aも親父を知ってるのか？」
「うん。ちっちゃい頃に一回会っただけだけど。
…そっかそっか、キミがか…」
遠い昔のことを思い出すように、Aは目を細める。
点と点がつながったようで、彼女は何度も頷いていた。
「…なんか既視感あると思ってたら、やっぱ正解だったんだ。
雰囲気、ってか空気感？そっくりだったし。
…それに“キング“って…ほんと、すんごい似たもの親子だねキミら」
「そうか…なんか、照れるぜ」
父の背中を追っているキングにとっての、最上級の褒め言葉。
気恥ずかしい感情を紛らわすように、彼は頭をガシガシと掻いた。
「確か、ダンテツさんまだこっちに帰ってきてないんだよね。
じゃあ、帰ってくるまでにもっとパワーアップしないとだ」
「へへ、おうよ！」
Aの言葉に、キングは満面の笑みで返す。
彼の気持ちを感じ取ったAは、ただ微笑ましそうに、嬉しそうに笑うのだった。
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阿伸メトリ(プロフ) - YUKIさん» 投票確認致しました。ありがとうございます！ (4月29日 7時) (
レス) id: 958f0a5e6a (このIDを非表示/違反報告)
YUKI(プロフ) - コメント失礼します！アンケートは�，離屮鵐屮鵑�見たいです！！いつも楽しく見させてもらってます！頑張ってください！ (4月28日 10時) (レス) @page44 id: 5825403805 (このIDを非表示/違反報告)
阿伸メトリ(プロフ) - さーやさん» 投票確認致しました。ありがとうございます！ (4月27日 17時) (レス) id: 958f0a5e6a (このIDを非表示/違反報告)
さーや(プロフ) - コメント失礼します。アンケートは�，硫ζ擦離屮鵐屮鵑�見てみたいです。更新楽しみにしています。頑張ってください。 (4月27日 12時) (レス) @page44 id: e67a2619ed (このIDを非表示/違反報告)
阿伸メトリ(プロフ) - 紫音さん» ありがとうございます！投票、確認させて頂きました。楽しんで頂けているみたいで、すごく嬉しいです！自分と相談しながら、この調子で頑張ります！ (4月27日 8時) (レス) id: 958f0a5e6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：阿伸メトリ | 作成日時：2024年1月10日 20時
