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「…んーと。君達が、例のキョウリュウジャー？」
埒が開かない空気を見かねてか、はたまた耐えかねてか。
恨みつらみを一度飲み込み、彼女は沈黙を保つ彼らに話しかけた。
「あれ？オレンジ色の…勇者？」
「キング、この方は？」
「あ…ああ！」
説明に困っていたキングは当の本人からの助け舟に、渡りに船、と言わんばかりに飛びついていった。
「この人が街の皆を助けてくれたんだ。
さっきはありがとうな、ブレイブだったぜ！」
彼の礼に、彼女も存外照れた様子で鼻の辺りを擦る。
「へへ、いーってことよ！困ってる後輩を助けるのは、先輩の大事なオシゴトだからね」
そう言って、彼女は変身を解除した。
光が彼女の体を包み込み、光が晴れた下から小柄な人物が躍り出る。
現れたのは、ソウジとアミィには見覚えがある派手な姿。
先ほどの、あの白ギャルだった。
言動からうっすらと予想はしていたが、ようやく確証を得ることができた。
ソウジは爽快感と疑問が入り混じった妙な気分になりつつ、彼女の様子を伺う。
…概ね、彼女も似たようなことを考えているらしい。
ソウジの顔を見るなり、彼女は思い切り声を上げた。
「あ、クリームソーダの人！」
「…やっぱり、さっきの」
「えっ、あの子！？」
二人の言葉に、アミィも気がついたようだ。
「店員さんも！…なんでここに居んの？」
「それはこっちのセリフよ！急に飛び出したと思ったら…。
あなたもキョウリュウジャーだったの！？」
目を丸くしてお互いを見合う三人に、何も知らない面々は不思議そうに首を傾げた。
「お、なんだ。お前ら知り合いだったのか？」
「まあね…知り合いっていえる程でも無いけど」
「せやな。強いていうなら…クリームソーダ仲間、的な？
袖振り合うも、なんとかかんとかよ」
つまりもうマブダチっしょ、とVサインを送ってくる彼女。
あまり関わった事のないタイプの彼女に、ソウジは少しの戸惑いを覚える。
…だが同時に、先程の冷酷な雰囲気が晴れていることに安堵もしていて。
いつの間にか強張っていたらしい身体から、フッと力が抜ける感覚がした。
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阿伸メトリ(プロフ) - YUKIさん» 投票確認致しました。ありがとうございます！ (4月29日 7時) (
レス) id: 958f0a5e6a (このIDを非表示/違反報告)
YUKI(プロフ) - コメント失礼します！アンケートは�，離屮鵐屮鵑�見たいです！！いつも楽しく見させてもらってます！頑張ってください！ (4月28日 10時) (レス) @page44 id: 5825403805 (このIDを非表示/違反報告)
阿伸メトリ(プロフ) - さーやさん» 投票確認致しました。ありがとうございます！ (4月27日 17時) (レス) id: 958f0a5e6a (このIDを非表示/違反報告)
さーや(プロフ) - コメント失礼します。アンケートは�，硫ζ擦離屮鵐屮鵑�見てみたいです。更新楽しみにしています。頑張ってください。 (4月27日 12時) (レス) @page44 id: e67a2619ed (このIDを非表示/違反報告)
阿伸メトリ(プロフ) - 紫音さん» ありがとうございます！投票、確認させて頂きました。楽しんで頂けているみたいで、すごく嬉しいです！自分と相談しながら、この調子で頑張ります！ (4月27日 8時) (レス) id: 958f0a5e6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：阿伸メトリ | 作成日時：2024年1月10日 20時
